プロフィール
概要
主人公・浅井ケイの同級生。中学2年の春にクラスメイトの相麻菫の紹介でケイと引き合わされ、後に一緒に奉仕クラブへと入れられる。
人物像
中学2年の頃は非常に機械的で、
- 他人に迷惑をかけない
- 極力他人の指示に従う
- 泣いている人を見たら能力を使う
という3つのルールに従って動いていた。
だが、友人であり能力によって造られた少女「クラカワマリ」を巡る騒動をケイが解決して見せた事で彼に強い信頼を寄せるようになり、徐々にではあるが感情を見せるようになる。
ただ、記憶を操作する能力者との対決中とはいえ、「自身の記憶よりもケイの言葉の方が信用できる。」と言い切るようにその信頼は少々過剰である。
その一方で「ケイに迷惑をかけたくない」という気持ちからどこか一線を引いている面も強く、傍目には「距離感が変」と評される。
能力
世界を少し前の状態に戻す「リセット」と呼ばれる能力を持つ。
非常に強力な力ではあるが、いくつかルールが存在する。
- 再現するのは「セーブ」を行った時点の状態。
- 「セーブ」は1度に1つしか行えず、「リセット」を使うか72時間経過すると消失する。
- 「リセット」後は24時間経過するまで次の「セーブ」は行えない。
また、「リセット」は彼女自身へも適用されるため、春埼は「リセット」した事さえ自覚出来ない。
だが、浅井ケイが持つ能力「記憶保持」はこの影響を受けず、「リセット」前に起きた出来事の記憶を持ち越す事ができる。この2人の協力が作品の軸となっている。