概要
月刊アフタヌーンで2023年1月号から連載されている漫画作品。
作者はひの宙子(pixivアカウント)。
単行本は講談社のアフタヌーンKCから発売されている。
2024年6月時点で既刊3巻。
あらすじ
北海道の女子中学生小田嶋律はピアノ教室の娘。
東京からやって来た転入生の白石小夜は、教室の新しい生徒であった。
律自身はピアノを弾かないが、後のコンクールで聴いた小夜の演奏には心を強く打たれた。
そして時は流れ、現在。
中学卒業から10年の節目に同窓会の誘いがあり、律は小夜のことを久しぶりに思い出していた。
今や世界で活躍するピアニストとなった彼女が、当時律に密かに告げた願いのことも。
「律っちゃん わたし お母さん殺しちゃおうかな」
登場キャラクター
担当声優は単行本発売記念PVのもの。
- 小田嶋律(おだじま りつ)
北海道の中学三年生の女子。
母はピアノ教室を営んでいるが、律自身はピアノは弾かない。
明日子に束縛される小夜を助けようと考え、「小説」という建前で殺害計画をノートに書き溜めている。
現代では東京で週刊紙編集者として働いている。ラーメン好き。
- 白石小夜(しらいし さよ)
CV:花守ゆみり
東京からの転校生。父方の祖母の介護があり、両親と共に引っ越してきた。家は新築。
携帯電話を持っていない。
ピアノを習っており、コンクールで賞をとるほどの腕前。
現代ではピアニストとして大成し、国際コンクールで活躍している。
- 小田嶋郁(おだじま いく)
律の母親。ピアノ教室を経営しているが、指導者としては平凡。
- 白石明日子(しらいし あすこ)
CV:白川万紗子
小夜の母親。上品に見えるが、実際は周囲に対して非常に攻撃的。
「小夜のために」が口癖で、彼女を束縛し、ピアノの英才教育を受けさせる。自身は子供のころピアノを習わせてもらえなかったという。
- 白石春樹
小夜の父親。郁の旧友。
- 春川えみり(はるかわ-)
律と小夜の友人。明るく元気で、人懐こい。実家は農家。
- 森茉莉奈(もり まりな)
律と小夜のクラスメイト。過去にピアノを習っていたが、親に辞めさせられたらしい。
- 小田嶋響(おだじま ひびき)
律の弟。ピアノを習っている。
- 沖田悠一
男性教師。律と小夜の中学三年生時の担任。国語と書道を担当する。青春大好き。
何か小説を執筆している模様。
- 佐和奏音(さわ かなね)
女性教師。律と小夜の中学三年生時の副担任。音楽と英語を担当する。
- 上遠野慎司
現代での律の上司の男性。