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※「ゴン」「GON」のタグは同名の漫画キャラと被るため、pixivでのタグはこちらを推薦。


概要編集

田中政志による漫画『GON-ゴン- 』は、1991年~2002年に『モーニング』(講談社)にて連載され、2012年5月号より「月刊アフタヌーン」で連載再開された。恐竜「ゴン」が大自然の中を動き回る作品で、キャラクターの台詞や擬音が一切無いのが特徴。


2012年に4月から翌年の3月まで、フルCGアニメでテレビアニメ化された。

連載終了から実に10年越しものテレビアニメ化である。製作は韓国アニメ会社の大元メディアと講談社の共同制作である。


このテレビアニメ化により、『月刊アフタヌーン』2012年5月号より連載が再開した。


さらにニンテンドー3DS用ソフト『ゴン バクバクバクバクアドベンチャー』は、2012年6月14日にはバンダイナムコゲームスより発売された。


2015年4月から9月まで新シリーズとして2期が放送開始された。


ストーリー編集

ある日突然現れた正体不明の肉食恐竜をデフォルメしたようなコミカルな容姿のGONは、本能のままに食べて寝て遊んでいた。そんなGONが、大自然の中を動き周り、他の動物たちを巻き込んで大騒ぎする毎日である。


主なキャラクター(アニメ版)編集

※原作とは異なり、ちゃんと言葉を話す(ゴンを除く)。

※2期ではほとんどのキャラの声優が変更されており、続投はゴン役のくまい氏とウッス役の宇垣氏、リス長老の千田氏しかいない。


ゴン

GON

cv:くまいもとこ

主人公。「ゴン」としか喋らない。

好奇心旺盛で森でやりたい放題暴れている。小さな体にもかかわらず体当たりや蹴りの威力が強く、殴られても逆に相手が痛がるほど肌が頑丈。たまに協力をしてくれることあるが自分の利益のためでしかない。しかし本人(?)に全く悪気はなく、気は優しく、愛嬌があるため、どこか憎めない存在でもある。

子恐竜の姿をしているが、テレ東公式サイトによると正体不明の生命体らしい。


ウッス

CV:宇垣秀成

グリズリー。腹に大きいバツ印の傷跡がある。キノコが大好物。

森のボスで森の動物たちを怖がらせていたが、突然現れたゴンにやられて振り回されるハメに。ゴンの寝床にされ、他の動物にはナメられる始末。

まともな部下はイタチトリオしかいない。


リーダー

CV:富澤たけし(サンドウィッチマン)

サバンナのリーダー的存在のライオン。ゴンの乗り物にされたり、追いかけ回される羽目になってしまい、サバンナの動物達の信頼度が下がってしまう。額にゴンに噛まれた歯型がクッキリと残っている。


ジャック

草尾毅

ウッスのライバルのインドオオカミ。左目に傷があり他の狼に比べ毛並みが鋭い。多数の手下を引き連れている。出番は少なめ。


スペード

CV:小林かつのり

ジャックの手下の1人。


エース

CV:吉田真澄

ジャックの手下の1人。


イッチー・ニッチー・サッチー

CV:川本成(イッチー)・大原桃子(ニッチー)・下妻由幸(サッチー)

ウッスの腰巾着。イタチ。三人とも語尾に「チー」とつける。たまにウッスのワガママに我慢できず、怒ってしまうこともあるがすぐに仲直りできるほどの信頼関係で結ばれている。


チョロ

CV:三ツ矢雄二

森の盗賊のネズミ。素早い身のこなしが自慢でゴンを小バカにするほどの度胸の持ち主。頭も良くきれる。


スー

CV:山口立花子

リス。勇気があるが、ゴンにはかなわない。


リス長老

CV:千田光男

森の長老のリス。スーの祖父。ゴンを説得をしたり、作戦を考えたりするが裏目にでてしまうことも。ゴンの言葉が分かる。


プロロ

CV:優希

アライグマ。ゴンの行動に迷惑している。大体はモブキャラだが、OPで登場していたりと優遇されている。


メタケイ

CV:伊藤健太郎

サバンナにやって来たメタケイロミス。リーダーと共にサバンナの見張りをすることにした。体を丸めることでタイヤのように高速で走り回ることができる。


スピードキング

CV:堀内賢雄

最速を誇るダチョウのような鳥。とあるきっかけで足に大怪我を負い自信を無くしていたが、ゴンのおかげで自慢の速さを取り戻すことができた。いつもチーターと駆けっこをしている。


クマリン

CV:藤田咲

突如にして森にやってきた子熊。気分を損ねると大きな声で泣き散らす。ゴンが苦手としている数少ない動物。


ピコック

CV:子安武人

クジャク。美しい羽で他のメスクジャクを魅了したいわばモテ男。美しい羽でプロポーズしても、ピーヘンにはあまり浸透しなかったが、危険に遭いそうになったピコックを自分の羽を犠牲にしてまで守った。


ピーヘン

CV:高梁碧

メスのクジャク。ピコックが一目惚れした相手。羽がボロボロになってまで自分を守ってくれたピコックに好意を抱き、恋人同士になる。


オリ

CV:棟方真利子

アホウドリ。リーダーと同じく乗り物にされ、最初は彼女が産んだ三つの卵を食べようとしていたゴンに警戒していた。たまに協力してくれることもある。


フウ・カン・サン

CV:五十嵐裕美(フウ)、福井美樹(カン)、森谷里美(サン)

オリの子供たち。フウは攻撃的な性格で頭がいい。カンは小太りな身体つきをしている。

再登場した時はしっかりとした羽がつき、飛べるようになった。


ペニー

CV:藤田咲

氷の地でゴンと出会ったアデリーペンギンの子供。ゴンに友好的な感情を持つ数少ない動物の一人。


カイ

CV:廣田行生

巨大なイヌワシ。普段は空にそびえる巨大な岩を寝床にている。ゴンが寝床を壊してしまい、低い大地で暮らすことに。厳格な態度の裏では周りに仲間がいないことに寂しさを感じていた意外な一面も。


ヤン

CV:市来光弘

若者のアフリカゾウ。ゴンに鼻で滑り台をさせられている。ゴンが協力してくれたおかげで、群れの新しいリーダーになった。


オサ

CV:宝亀克寿

ゾウたちの群れのリーダーをしていた老ゾウ。ヤンにリーダーを任せ、旅に出る。


キツ

CV:雨蘭咲木子

ウシツツキアフリカスイギュウのスイと共に生活をしている。面倒見が良い。


アイクイーン

CV:坪井木の実

巨大なキツネザル。強力な催眠術で相手を思いのままに操れる。ゴンに催眠術をかけようとしたが効かなかったがその際、幼少期の事を思い出して今までしてきた事を後悔し心を改めた。クンカとは恋人同士になる。


ヘッド

CV:西凜太朗

ウッスのライバルのイノシシ。突進が武器。ソード一味に森を追われ、ゴンやウッスたちの住む森を乗っ取ろうとした。


ドン

CV:斎藤志郎

イノシシ一家を束ねる白毛のイノシシ。ウッスの胸にバツ印の傷をつけた張本人。


タックルキング

CV:松本大

サイ(正確にはエラスモテリウム)。長年の訓練で頑丈なツノを手に入れ、丸い岩が散乱している岩場を住処としている。ゴンと対決したがゴンのパワーに圧倒され、自分も強くなりたいとゴンに弟子入りし、ゴンのことを「師匠」と言い慕うようになった。


ソード

CV:楠大典

サーベルタイガー。力を込めることで、周りのもの周辺を凍らせる力とずば抜けた素早さを持つ。ゴンとの一騎打ちで勝負しゴンの強さを認めた。後にアデニー達の勧められて氷の地で暮らすようになる。


アデニー

CV:武藤正史

イワトビペンギン。目つきが悪い。こう見えて妻がいる。


ドゥンパ

CV:赤城進

小太りのイワトビペンギン。アデニーの事を「ボス」と呼ぶ。彼も妻持ち。


エンロ

CV:近藤唯

アデニー夫妻の子供。ソードに懐いている。


フーロ

CV:鳥海浩輔

シマスカンク。青色のオナラを出す。スカンクキングのクンカに勝つために修行していた。



クンカ

CV:赤城進

大柄なブタバナスカンク。紫色のオナラを出し、強烈な臭さからスカンクキングと呼ばれている。修行してきたフーロを2度も打ち負かしたが、自分のオナラ以上のオナラを発射したゴンに敗北した。アイクイーンとは恋人同士。


カメロン

CV:坂東尚樹

カメレオン。擬態することが得意。一時的にゴンと仲良くなったがゴンの木の実を反射的に食べてしまい、ゴンに吹っ飛ばされる(調子に乗っていたカメロンに活を入れてやろうとチョロが仕組んだ)。


ムー

CV:高梁碧

ルリコンゴウインコ。動物たちの声マネが得意。ゴンの遊び道具にされる。 一時的にゴンと仲良くなった。


ラバ

CV:近藤唯

ワニチドリ。水辺に住むワニ達の歯を掃除するのが仕事。リス長老に頼まれて、特別にゴンの歯に挟まった木の実をタネを取ってあげた。


タム

CV:優希

カバ。父親のカバのヒポの背中に乗っている。ア二がサバンナに飛ばされた時は自分の住処を貸したり、アニの故郷の海へ帰そうとした。アニに好意を持つ。


ヒポ

CV:高塚正也

タムの父親のカバでのんびりとした性格。タイフーンで飛ばされてきたマニに一目惚れする。


アニ

CV:斎藤千和

ミナミアフリカオットセイの少女。タイフーンに巻き込まれサバンナに飛ばされてきた。わがままな性格。母にマミ(CV:大原桃子)がいる。


オーフ

CV:落合弘治

オオフルマカモメ。ペンギン達にイタズラを仕掛ける。しかし、ゴンとペンギン達の返り討ちに遭い、羽毛を全部むしり取られてしまった。


コンガ(CV:吉田小百合)

ヒメウミガメの子供。海でゴンに会った。ゴンの乗り物にされたサメと共にダイオウイカに海の底へと連れて行かれそうになってしまうが、ゴンに助けてもらい事なきを得た。再登場した時は、一回り大きくなっていた。


ウラとボウ

CV:笹島かほる(ウラ)、小島幸子(ボウ)

イノシシ一家のウリボウ兄弟。かなりのイタズラ好きで、イノシシ一家やゴンを困らせる。


ダグ

CV:金田アキ

子供のシベリアオオカミ。ゴンに魚取りを教えてもらったことで魚をとることが得意になった。テムとロウという兄弟がいる。兄弟共々たくましい大人のオオカミに成長した。


CV:高橋英則

ブルーシープ。群れのサブリーダー。名前で呼ばれることを嫌う。ダグたちを倒して、種の頂点に立とうとした。


クン

CV:星野充昭

ブルーシープ。群れのリーダー。ゴンに群れのリーダーを任せた事がある。


スナフ

CV:赤城進

アムールトラ。ソード一味の一人で唯一アイクイーンの催眠術を受けていない。アイクイーンに脅しをかけたことでソードに見限られる。嫌味な性格で子供にも容赦しない。


トウポ

CV:久川綾

キリン。首が長いことが自慢で、高い所を見ることの出来ない動物を見下していた。


ポーキ

CV:水野龍司

ナマケモノ。リス長老がゴンをなんとかするために呼んだ。ナマケモノのため非常にゆっくりと話しゴンの波長を狂わせるが、ゆっくりと行動するよりも素早く動いた方が楽しいと思い始めた結果、早口で動きが機敏になってしまった。

しかし、再登場した時はまたゆっくりになっていた。本人(本ナマケモノ?)曰く、疲れたらしい。


ホウホウ

CV:楠見尚己

フクロウ。ゴンが昼間中暴れ回っていることが原因で寝不足に陥っている。催眠術を使える。


キラン

CV:高倉有加

ピンク色ののグリズリー。ウッスが一目惚れした相手。ウッスの住む森とは別の森に住んでいる。


レオン

CV:大塚芳忠

森の動物に恐れられているクロヒョウ。ゴンに勝負を持ちかけるが、ほとんどの場合はうまくいかない。


フォグ

CV:近藤唯

キツネ。大嘘つきで、森の動物達からは嫌われている。


タップ

CV:浜田賢二

アメリカバイソン。名前の通りタップダンスが得意。


ウィテカー

CV:寺田はるひ

キツツキ。木に絵を描く事ができ、自身を「ファンタスティック・ウィテカー」と名乗る。


ウィニー

CV:間島淳司

ピンク色のバンドウイルカ。未知の地へと行くゴンの協力をしてくれた。


ポルタン

CV:赤城進

ホッキョクグマ。流氷に数日流され、どこかもわからずイライラしていた。ウッスと戦いを繰り広げる。


メガロケ

CV:下妻由幸

ブチハイエナ。多数の部下を従えている。


プースケ

CV:山口立花子

プレーリードッグ。大概はゴンの行動に迷惑しているが、自分の考えた作戦でゴンを、あと一歩の所で追い詰めたことがある。


クー

CV:宮田幸季

カラス。仲間との連係プレーでゴンに戦いを挑むも、ゴンの皮膚の硬さに敗北する。ゴンに弟子入りをしたが、ゴンの行動についていけず仲間と共に辞退した。


パティ

CV:鈴木琢磨

コウモリ


ガイゼル

CV:豊永利行

トムソンガゼル。顔色が悪く、他の動物に驚かされてビックリしてしまうほどの臆病者。あるきっかけで臆病者でなくなった。


ペリー

CV:加藤亮夫

ペリカン


ヌー

CV:伊達みきお(サンドウィッチマン)

たまに登場するくらいでストーリーには関わってこない。


ウサギ

CV:近藤唯


主題歌編集

オープニングテーマ

「GON GON GON ~小さな王様」

作詞 - 藤林聖子 / 作曲・編曲 - 宮下浩司 / 歌 - 加藤清史郎


エンディングテーマ

「くちぶえピューピュー」(第1 - 13話)

作詞 - 藤林聖子 / 作曲・編曲 - 伊東大和 / 歌 - ChocoLe

「みんなでかこう!ゴンえかきうた」(第14話 -)

作詞 - YUMIKO / 作曲・編曲 - タケシ / 歌 - 熊田胡々


関連タグ編集

2012年春アニメ 2013年春アニメ 恐竜

ゴン GON 田中政志

鉄拳(格闘ゲーム) 鉄拳3(家庭用)にてゲストとして登場していた。

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