概要
学名の意味は「中庸の腕を持つネズミ」。
全長30cm、体重2.1kg。
特徴
アリクイ、ナマケモノ、オオナマケモノ、グリプトドン、アルマジロ等、全ての貧歯目の祖先に当るとされる、古代の哺乳類である。マングースを思わせる短い脚と長い胴に、アルマジロのそれのような頭を持っていた。鋭い犬歯を持っていたが、既に臼歯は縮小傾向にあった。後のアルマジロ、グリプトドンの壮麗な鎧や、オオナマケモノの頑丈な鎖帷子のような皮膚の原型に当る皮骨板(内骨格とは異なる、皮膚に点在する骨質の装甲の事)を持っていた可能性がある。