概要
『朝太郎伝』(あさたろうでん)は、中島徳博による日本の漫画作品。
『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて、1977年8号から1979年15号まで連載された。
高知県を舞台とする「番長もの」の作品となっており、作者である中島の代表作品として挙げられる漫画である。
あらすじ
中学一年生の少年丹寅朝太郎は、無鉄砲な喧嘩を繰り返す日々を送っていた。
そんな彼を心配した元極道の父丹寅伝三は、刑務所帰りの青年新照院勘介を息子の教育係として寝食を共にさせる。
勘介の義侠心や生き方に心を打たれた朝太郎は、自らを磨くため正義のための戦いのみができるようになろうと考えるようになっていく。
次第に周囲からの人望を集めていく朝太郎に、土佐の学生の中で一大勢力を誇る「黒流会」の俵星久鬼丸が目をつけるようになっていたのだった。