概要
大山倍達が設立した空手道の団体で、正式名称は『国際空手道連盟 極真会館』。
1964年4月、大山道場を財団法人極真奨学会の傘下にして、極真会館を設立。
会長に佐藤栄作(当時国務大臣)、副会長に毛利松平(当時衆議院議員)を迎え、大山は館長(後に総裁)に就任。
極真会館は伝統派空手に対し、対戦相手に技を実際に当てる直接打撃制(フルコンタクト)の提唱と啓蒙を行い、年1回のオープントーナメント全日本空手道選手権大会と、4年に1回のオープントーナメント全世界空手道選手権大会を開催と成功させる一方で後進の育成も行い、全国に展開。
1994年に大山が亡くなると弟子たちが各々極真会館を名乗り分裂。団体毎に門下生が在籍することになった。
また、極真会館から派生、独立した団体もある。
極真系の主な会派・団体。(分裂順)
極真会館松井派(松井章圭)
極真会館 宗家(大山喜久子)※喜久子は大山倍達の三女。
極真大山空手(津浦伸彦)
新極真会(緑健児)
極真空手 清武会(西田幸夫)
極真連合会(田畑繁)
IBMA極真会館 増田道場(増田章)
極真会館 松島派(松島良一)
極真会館 手塚グループ(森義道)
極真会館 安斎派(安斎友吉)
極真館(一般財団法人極真奨学会)(岡崎寛人)
極真会館 森上派(森上儀彦)
極真会館 水口派(水口敏夫)
極真会館 浜井派・極真空手力謝会(浜井美香・浜井識安)
極真会館坂本派(坂本恵義)
世界総極真(大石代悟)
極真会館 中村道場(中村昌永)
極真拳武會(金子雅弘)
ワールド極真会館(竹隆光)
世界全極真(纐纈卓真)
極真会館支部長会(長谷川一幸)
派生・独立した主な団体
- 国際大山空手道連盟(創始者:大山茂・大山泰彦)
- 芦原会館(創始者:芦原英幸)
- 正道会館(創始者:石井和義)⇒K-1も参照。
- 士道館(創始者:添野義二)
- 円心会館(創始者:二宮城光)
- 佐藤塾(創始者:佐藤勝昭)
- 誠道塾(創始者:中村忠)
- 逆真会館(創始者:山崎照朝)
- 勇志会(創始者:松井宣治)
- 牙城會館(創始者:平野雅龍)
- 真武会(創始者:斉藤拳一)
- 大道塾(空道)(創始者:東孝)⇒空道も参照。
関連動画
創設者・大山倍達
極真会館総本部道場