演:寺尾聰
概要
美崎高校非常勤教師で、吹奏楽部顧問。娘の樋熊奈津紀は音楽大学に在籍。
もともとはプロのサックス奏者としてオーケストラでも活躍していたが、交通事故の後遺症で演奏が出来なくなり、それ以降はプロとしての活動をやめて自ら音楽教室を催していた。
「問題の多い美崎高校の生徒と向き合い、よい形で高校生活を送らせてあげたい」と考えていた神奈川県立美崎高校の校長・小田桐寛治は、彼の指導方法に以前から着目しており、彼の説得を受けて美崎高校の非常勤講師・吹奏楽部顧問となる。
青島裕人率いる不良グループに真正面で向き合いながら彼らを更生し、そして吹奏楽部を全国レベルの大会へ出場できるよう、指導を重ねていった。
「全国吹奏楽コンクール」の地区予選大会で予選突破を果たすが、すでに自身はすい臓がんを患っており、(最終話では)関東大会直後に亡くなった。