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正月仮面

しょうがつかめん

正月仮面とは、安永航一郎のマンガ『県立地球防衛軍』に登場する改良人間である。
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「あけましておめでとうございます!」

「日本人なら正月を愛するっ! それが国民性とゆーものだっ!」

概要

正月仮面とは、安永航一郎のマンガ『県立地球防衛軍』に登場する改良人間である。


世界征服を目指す悪の組織・電柱組に所属する改良人間。

正月をこよなく愛するが、正月が一年のうち元旦から三日しかない事を嘆き、一年中正月にしようと試みている。

額に装備した扇子から発射される「初詣ビーム」によって、だれかれかまわず人の思考を365日間通じて正月化させる。そのため、味方であるはずの電柱組にさえもてあまされて眠らされ、地下に幽閉されていた。

が、ある日、監視役の電柱組隊員がうどんを食べに行った隙に脱走、県立地球防衛軍が置かれた大分県だけを、日本国内で唯一の正月と化すことに成功する。


劇中の活躍

大分県の各所で、いきなり現れては人々に正月を強要する怪人が出現。

被害者たちは全員が戸惑うも、怪人の「初詣ビーム」を受ける事で、たちまち正月気分に。

その被害者は多くなり、TVニュースでも取り上げられるほどに。県庁に呼び出された県立地球防衛軍は、その場で電柱組に電話をして、それが電柱組が原因だと知る。

一度警察に捕まり、取調室に通されるも、「カズノコや栗きんとんはないのか」などと図々しく要求。

そして己の目的を告げた後、警察はもちろん、県庁の知事、およびその直下の親衛隊すらも正月気分にして逃走する。


そして、正月仮面はカレンダー店へと訪れていた。「来年度のカレンダーの日付全部に、赤ペンで赤丸を付けて、一年中正月にする」という計画に手を付け始める。カレンダー店の店主は仕事が無くなるからとそれを止めようとするが、

「一年中正月休みになってしまえば、仕事などせずに済むのだ」

という理屈をのたまい、そのまま実行。


が、そこに現れる盛田たち。

初詣ビームを放つが、サンチンの前には通用しない(曰く「インド人に(日本の)正月は関係ない」。これを聞いて「国際性が不足していたか」)。

それ以外にも、年賀状カッターなどを放つが、そのどれもが効き目はなく、サンチンのミサイルで一掃される。

そして盛田から、

確かに正月は楽しい。しかし……正月は寒い! 夏のビキニのねーちゃんもいない!

などと言われる。


「寒いからどうした、犬は喜び庭駆けまわり、猫はこたつで丸くなるんだぞ」

と、論理性のない反論をする正月仮面だったが、盛田家実家の盆提灯を見せつけられつつ、

夏が来ないと、お盆もない。お前はご先祖様に悪いと思わないのか!

と、盛田から止めを刺され敗北。

電柱組に戻るも、その際には「今度は『盆と正月が一緒に来た仮面』だ!」などと騒ぎ、バラダギより「あのバカに何をした!」と言われる盛田だった。


以後、眠らされ地下に幽閉されて、必要な時にのみ除夜の鐘を突いて呼び起こされるようになった。

そして、電柱組にまっする日本が乗り込んできた際。まっする日本に「(さして理由もなく)お前は悪だ」とぼてくりこかされた(ぼこぼこにされた)チルソニアが、除夜の鐘を鳴らすことで復活。まっする日本と対決する。

戦っているうちに、変態同士で通じるものがあったのか、

「貴様、名は何と言う!」

「まっする日本!」

「うむっ!なかなかおめでたい名前だ!」

などと意気投合。戦いながら、海を越え渡米する。

そして現地で、「ニューイヤーズ」という変態ギャング団のボスとなる(その際には「ハッピーニューイヤービーム」を放つようになっていた)。

そして同じく渡米した防衛軍と、まっする日本率いる変態ギャング団「バトルマッスル」と三つ巴の戦いを。

その際、「ケツが黄色い」というしょーもないカミングアウトの結果、空のお星様になった。


さらに間をおいて帰国。

おせち料理を求めて訪れたコンビニにおいて、店長に身をやつした「徐福381世」という強敵の出現で存在を脅かされるも、中国からやってきた旧正月仮面の加勢により事なきを得た。


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