青春こそ十人十色なのさ。
概要
更新日は毎月第2木曜日。通称『浅倉』。
主人公達が通う学校名は公式で述べられていないが、
①ジャージの模様と制服が同じ
②英語教師の安田真が登場する
以上から『堀さんと宮村くん』の登場人物達と同じ片桐高校だと推測される。
ストーリー
小さい頃から男子と遊ぶ方が好きだった浅尾蘭は、その行動が原因で女子グループと疎遠になってしまう。その内男子とも距離を置いてしまい人付き合いにぎくしゃくした結果、高校最終学年になった今でも友達が一人もできず、浅尾は孤独な学校生活を送っていた。
そんなある日、グループ学習で相手がいない浅尾に同じクラスで皆の人気者・倉田忠が声をかけ、誘われるまま倉田と倉田の友達である東健太郎と犬寺浩介のグループに入る。そのままなし崩しに三人と「友達」になった浅尾は、彼らと行動を共にするようになり――。
登場人物
浅尾蘭(あさお・らん)
高3。本作の主人公。
本来は快活で積極的な性格だったが、友達ができなくなったせいで消極的で塞ぎ込みがちな性格に。
倉田達と「友達」になってからは少しずつ元の明るさを取り戻していく。
倉田忠(くらた・すなお)
高3。浅尾の友達第一号。
男女問わず人気者で、周囲への気配りを忘れないノリのいい好青年。
東曰く「チャラ男」だが、困っている人を見ると放っておけない。
東健太郎(あずま・けんたろう)
高3。倉田の友人で浅尾の友達第二号。
口が悪く声が大きいせいで浅尾に怯えられがちだが、根は面倒見が良くて世話焼きな性分。
物事には白黒つけるのがモットーで、恋愛ごとにはとことん鈍い。
犬寺浩介(いぬでら・こうすけ)
高3。倉田の友人で浅尾の友達第三号。
小柄な体格からは想像できぬほどの大食漢で、滅多に喋ろうとしない。
お菓子をくれる東は好きだが、過剰に構い倒してくる倉田は少し苦手。
橋本亜梨沙(はしもと・ありさ)
高3。浅尾達のクラスの委員長。
真面目で責任感が強いが、実は自分の意見を言ったり男子と喋るのは苦手。
ある出来事を機に東に恋愛感情を抱くようになる。
橋本由美(はしもと・ゆみ)
高3。浅尾達のクラスメイトで斉木の友達。
さばさばした姉御肌で、誰に対しても忌憚なく接するため男子によくモテる。
浅尾の努力を見て、斉木と浅尾を仲良くさせようと協力する。
斉木エリカ(さいき-)
高3。倉田の元カノ(左)。
倉田と別れた後も彼に好意を持っており、浅尾には苛立ちと嫉妬から邪険な態度で接する。
ギャル系の姿とは裏腹に料理上手で家庭的な一面を持つ。
杉(すぎ)
高3。倉田の友人(一番下)。
興味関心があるもの以外にはとことん無関心を貫き、視界に入れようとすらしない。
しょっちゅう忘れ物をし、人から借りた物によく落書きをする。
園田蓮(そのだ・れん)
高2。倉田の従妹。
倉田に会うために度々教室を訪ね、彼と親しい浅尾には非常に冷たく高飛車な言動を取る。
安田真(やすだ・しん)
浅尾達の英語担当教師。詳細は該当ページ参照。