概要
主人公・早瀬川椎名(はせがわしいな)が柊咲高校の入学式で出会う事になる、同級生の少女。
内気で人見知りが激しいが、入学式の前に車に轢かれそうになった愛犬・ラキシスを椎名に助けられた事もあり、勇気を出して椎名に話しかけようとする。
しかし椎名はその時の事を覚えていなかったため泣き出しそうになる。椎名の幼なじみである相沢貴史・篠崎千夏の取りなしにより事なきを得るが、この事がきっかけで椎名達と友達になる。
それから1か月ほど後経ったある日の事。
入学式の日以来、椎名の事を(本人からそう言うように言われたとはいえ)名前で呼んでいる事で、千夏から椎名に好意を抱いている事を指摘される。
自分の椎名への好意を自覚した双葉、千夏と貴史の後押しを得て、ある日昼休み中の教室の中で椎名に告白する事になる。
椎名も告白を受け入れ、恋人同士になるのであった…
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以下、ネタバレ概要
【!警告!】 |
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ここから先の項目には、トラウマになりうる説明が書かれています |
実は双葉は不治の心臓病を抱えており、ある下校途中のデートの際に発作を起こして倒れてしまう。
双葉の母親から心臓病について打ち明けられ、残り短い時間の中で椎名は「双葉を幸せにしよう」と決意する。
しかしクリスマスイヴの夜に発作を起こして倒れ、椎名たちに看取られて亡くなった。
『椎名に…再び幸せを感じられる刻を…』
…それから10か月後、双葉を失った悲しみが消えないままの椎名の元に、見習い天使の花梨がやってくる事から物語は始まる。