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概要編集

牛崎潤美のスペルカード。


  • 三途(さんず)

仏教用語。「三塗」と表記される場合もある。三悪道のこと。六道のうちの「餓鬼道」「畜生道」「地獄道」を指す。六道については、六道剣「一念無量劫」を参照。

三途の川の語源もここからきている。三途の川。牛崎潤美は「三途の川で漁業を営んでいる」。


  • 淪溺(りんでき)

溺(おぼ)れ沈むこと。日本語というより漢文で使われる表現。


  • 三途の淪溺

仏教の書物『浄土十疑論(じょうどじゅうぎろん)』に「淪溺三塗」(書き下し文:三途に淪溺し)という文言があり、おそらくここからの引用。

「淪溺三塗」は、「三途に沈む」=「三悪道に堕ちる」という意味。ちなみに東方鬼形獣では、4・EX面の舞台が「地獄」、5・6面の舞台が「畜生道」となっており、これは共に三悪道である。

『浄土十疑論』は仏教における浄土教の教えとその優位性について書かれた書物で、10の疑問に答える形式で書かれていることから「十疑論」と呼ばれる。浄土教についての詳細は、魔法「紫雲のオーメン」を参照。

この文言が使われた前後の文脈の意味は以下の通り。

「(高僧である)私にも今のままでは衆生を救う力はない。この世は煩悩と悪行にまみれており、私もこのままでは三途に沈む(三悪道に堕ちる)ことだろう。こうしていては、悟って衆生を救う力を得るのに何劫もの時間がかかってしまう。これではいつまでたっても衆生を救うことが出来ない。だからこそ、(悟りやすい環境の整った)極楽浄土に往生し、そこで悟りを得て衆生を救う力を得たいと願っているのだ」

「三途の川に沈める」こと。

潤美は、「赤子の石像を抱いていて、その赤子を人に預けては、重たくして川に沈めてしまう。」

実際に鬼形獣2面において、潤美は霧雨魔理沙(カワウソ憑依)に石の赤子を抱かせることで三途の川に沈めようとした(未遂)


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