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無礼図

ぶれいず

無礼図とは、平山夢明氏の小説『DINER』の登場人物である。(イラストは映画版)

「ボンベロ、デルモニコを暗殺したのはコフィだ」


「下衆なドブネズミが一丁前に人間面しやがって。男同士の約束ってのは人間がするもんだ、嗤わせるな」

演:真矢ミキ

概要編集

組織の幹部の一人にして、ボンベロの元愛人・炎眉(エンビ)の叔父。鋭い目つき・40代後半で、スーツの下から筋肉の隆起が確認できるほどの大男。

部下を連れてキャンティーンに来訪し、長であるデルモニコを殺害したのが長老の一人にして彼の甥のコフィである事をボンベロに告げ、部下の刺青男にコフィを射殺させた。

その後、ボンベロを組織から追放するという長老の意向と、炎眉を殺したカナコ(本当はボンベロを狙った刺客と戦って死亡したのだが、それを伏せるためカナコが殺したことにした)を拉致することを告げた。


その後、カナコを護ろうとするボンベロが彼女の引き渡しを拒否したため、部下たちと共にキャンティーンを襲撃。炎眉の遺体とカナコの確保を要求してボンベロと対峙し、冷凍庫に安置された炎眉の遺体を抱いて逃亡しようとした所をボンベロに射殺された。


映画版では組織を仕切る1人にして北のボスである女性として登場。本人のみならず配下全員が黒づくめの美形で、さながらホストクラブのよう。荒裂屈巣(アレックス/演:真琴つばさ)・雄澄華瑠(オスカル/演:沙央くらま)という2人の幹部を従え、「美しいことは正しい」を信条とする。ボンベロの料理の腕を買う面もあるが、目的のために手段を選ばない性格でもある。


裏切り者の南のボス・コフィと西のボス・マリアを殺害し、自身が組織の長になる事を宣言。それに反対するボンベロと激突し・・・。

関連項目編集

DINER

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