「価値のない記憶は時間に溶ける、雨の中の...涙のように......」
————メモキーパー ロイ・ハンプトンズが処刑される前、琥珀2053紀
概要
「記憶」の浮黎に付き従い、各世界で記憶を集めるメモキーパーの中でも、堕落者とされる者たち。
記憶には優劣があると考えており、つまらない記憶が浮黎の記憶庫に溢れないようにするため、ゴミ掃除と称して自分達の基準でランクが低いと判断した記憶をガーデンから盗み出し破壊している。
過去の栄光に執着し、記憶の中で生きることに憧れ、メモキーパーを目指す人は多い。しかし中には奔放な焼却人に堕落し、自分の好みに合わせて記憶を歪曲するという。
経歴
琥珀2157紀に発生した「ホルシュタインの大沈黙」と呼ばれる事件以外、今のところ彼らの経歴はあまり知られていない。
焼却人はホルシュタイン星系の住民から「言語」に関する記憶を全て盗み、発話の能力を奪った。
巡海レンジャーが奪われた記憶を追跡しようとする中、現在はスターピースカンパニーの協力によって、彼らは文字による共通言語でシンプルなコミュニケーションを取れるまで回復した。