ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

浮黎

1

ふり

『崩壊:スターレイル』に登場する「星神」の一柱。(イラスト左上の水晶のような人型の存在)

概要

崩壊:スターレイルに登場する全宇宙の最上位存在である星神の一柱。記憶の運命を司る。

万物を俯瞰し、記憶し続ける星神。己が創り出した記憶のアーカイブ世界「浄土」に座して、世の万物が疲れる事を知らず同じ轍を踏む様子をただを眺めている。

頭に垂珠があしらわれた冠冕を被った水晶の像の姿をしており、句読点を挟まず、脈絡もなしにぶつ切りの言葉を捲し立てる喋り方をする。

数ある星神の中でも特に謎が多いミステリアスな存在で、いつ、どこで誕生したかもわかっておらず、司る「記憶」の運命と共にひっそりと宇宙に現れた。

宇宙に姿を見せることは滅多に無いが、宇宙の蝗害など宇宙の歴史において忘れがたい歴史的大事件が起こる前兆に、その瞬間を宇宙の記憶に刻むためにどこからともなく現れるとされている。そうして、災厄により消失した星系の記憶を保存するなど歴史的に重要な役割を果たしている。

記憶とは、不朽の情報である。

無限に輪廻する宇宙から見れば、星の崩壊もブラックホールの蒸発でさえも一呼吸の間の出来事でしかない。滅びる運命にある物質世界の万物の存在を証明し続ける事の出来るものは記憶のみなのである。

其が観測者に徹しているのは、世界の姿が時の流れに押し流されて忘れ去られないようにするためだという。

またメモキーパーの間に伝わる伝説では、いつか宇宙が滅亡した時、浮黎は浄土にある記憶をテンプレートにしてかつての姿通りに宇宙を再構築するとされている。

星神の軌跡

  • 誕生

模擬宇宙DLC「宇宙の蝗害」でシミュレートされた宇宙において、其の誕生の瞬間が補足された。

宇宙の蝗害の中期、「繁殖」タイズルス「貪慾」ウロボロスの「両害」が全世界を巻き込んで争った。

数えきれない星系が痕跡も残さずウロボロスの腹へと呑み込まれ、無数の命が無為に消えていく凄惨な戦いの途中で、星々と名も残らない人々の慟哭を記憶してその存在を証明するために「記憶」の運命は拓かれ、浮黎は誕生した。

浮黎が人前に現れたことは極めて少なく、その出現を示す確実な証拠の内の一つはスターピースカンパニーが映像記録として所有しており、出現から消失までを鮮明に記録している。

映像はカンパニーの創始者兼終身名誉会長であるルイス・フレミングが完全に隠居することを宣言した際のもので、会見中に唐突に浮黎が降臨した。

映像上ではルイス・フレミングとただしばらく見つめ合っただけだが、この際に浮黎は「反有機戦争」に関する「知恵」ヌースの演算結果、「終焉」テルミヌスの予言、「神秘」ミュトゥスの痕跡に関する記憶を3つの啓示という形でカンパニーに残している。

  • 「神秘」との関わり

模擬宇宙DLC「黄金と機械」におけるシミュレーションの結果、ミュトゥスは浮黎の中から誕生したという仮説が浮上した。

これが「記憶」の運命を分割して「神秘」が現れたことを意味するのか、それとも単純にミュトゥスの誕生が浮黎まで遡れることを意味するのかは不明。

関連派閥

ガーデン・オブ・リコレクション

浮黎の啓示を受け、其の代わりに各世界に潜り込んで記憶を収集する者「メモキーパー」による組織。

肉体を捨ててミームという形式を取った情報生命体と化している。

焼却人

根底の理念はガーデンに近いものの、こちらは記憶に対する敬意を失い、欲望に負け、堕落したメモキーパーとなった。彼らは星神の記憶をふるいにかける役目を自負しており、好き勝手に記憶を歪曲している。

余談

模擬宇宙における「記憶」の祝福は凍結状態に関係するバフを与え、浮黎自身が冷気を纏っている描写がされるように、氷属性に関連付けられることが多い。

三月なのか列車に拾われた際に記憶喪失の状態で特殊な氷に閉じ込められていたり、彼女の同行クエスト「全て追憶」ではガーデンが彼女のことを「我らの子」と称したりと、浮黎との関連性が強く示唆されている。

コメント

コメントが未記入です

pixivに投稿されたイラスト

すべて見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ

浮黎
1
編集履歴
浮黎
1
編集履歴