概要
「巡海レンジャー」は崩壊:スターレイルに登場する星神の1柱である嵐が司る「巡狩」に関連する派閥で、宇宙のすべての人の正義を守るために結成された戦士集団。
嵐の「暴力で以って暴力を制す」やり方を崇拝している。
宇宙の善と正義は個人の行動によって果たされるべきであると信じており、星々を訪れて現地の人々にとっての邪悪を駆逐し、また次の星を目指すことを生業としている義侠の徒。
組織として横のつながりが強いわけでは無く、各々の判断で行動することも多い為、場合によってはどっちが悪か分からないトラブルメーカーとなる者もしばしば。
共通の信念と呼べるものはなく、ブートヒル曰く「人としての当たり前のラインを守っている」だけで、そのラインを踏み越えた者に対して報復を行うことを旨としているとのこと。
同じく嵐を信奉している仙舟同盟とは異なり、豊穣の民との対立を目的にはしていないため、仙舟ほど直接的な加護は受けていないと思われ、ブートヒルは仙舟同盟を光、巡海レンジャーを影の巡狩と評している。
ただし、仙舟同盟との協力関係自体はあり、景元は幼い頃は巡海レンジャーになることが夢だったと語っている。
かつて壊滅の使令である絶滅大君の一人・誅羅をスウォームを利用して暗殺し、銀河にその名を轟かせた。
他にもかつて有機生命体に戦争をしかけた機械皇帝ルパードの後継者を自称する僭主ガイウスの軍団を撃破したことが功績として広く知られており、また、奇物「パンクロードの精神」で銀狼の故郷であるパンクロードの「伝説的ハッカー」と呼ばれた人物を追い詰め、その人生に幕を下ろさせたことが語られている。
また、天才クラブの中でも悪名高い原始博士のウェンワーク星を狙った先祖返り実験を挫折させ、彼を追い続けた。
しかし、この時の確執が原因で不幸に見舞われてしまい、当時から現在に至るまでにその規模は大幅に縮小してしまっているという。
本編内だと現在は消滅しているともとれる書き方をされているが、実際は原始博士の影響で大多数のメンバーが「退化」してしまい、彼らを養うために地下に潜っていることが仙舟同盟内の資料から確認できる(噂の中では「巡海レンジャーは全員原始博士によってテナガザルに変えられた」というものがある)。
メンバー
- ロレッタ:オペレーション誅羅の参加者。
- ブートヒル:宇宙を放浪するサイボーグカウボーイ。巡海レンジャーに所属し復讐の対象が所属する「スターピースカンパニー」の注意を引こうとしている。
- 乱破:この世のすべてを「忍法」に結びつけ、自身を忍者と自称する少女。
- とある巡海レンジャー:原始博士の秘密は第IX機関に存在すると主張する酔っぱらい巡海レンジャー。「第IX機関は存在する、探せ!原始博士は全ての秘密をそこに置いてきた!」の決め文句はあのキャラである。
元メンバー
- バアルの父親:ピノコニー「クロックボーイの像」左下の階段近くの椅子に座っているオムニック。すぐ近くの息子バアルに話しかけて「悲しみ」をチューニングすると父親が巡海レンジャーだったことが聞くことができる。2台の採掘ドリルで海賊船を滅ぼしたことから「鉄皮のシャーク」と呼ばれた。現在は引退。
- ロックソード(死亡):銀狼の出身地パンクロードに登場する伝説的なハッカー。「スクラップの山の誇り」と呼ばれた。彼の人生は地下ダムから始まり、巡海レンジャーに囲まれて幕を下ろした。その葬式は静かだったという。彼の物語は奇物「パンクロード精神」に収録された。
- ティエルナン(死亡):ナナシビトであり、2人の仲間たちと共にピノコニー独立に貢献した英雄。戦争中の内戦で「虫の潮」に呑まれ、姿を消した。最終的に巡海レンジャーに助けられ、彼らと一生過ごすことになる。彼の魂は黄泉によって拾われ、彼女の口から巡海レンジャーであることが告げられた。そして虚無によって仲間の下に導かれた。
余談
神出鬼没の新キャラ発表
巡海レンジャーのプレイアブルキャラは皆、あらゆる媒体でも名前すら事前情報が無い状態で新キャラとして発表されるため、その度に多くのユーザーから「誰?」と驚きの声を挙げられている。