概要
「男女共同参画」とは、機会の平等や利益の公正な配分などを前提として、男女が性別に関わらず対等な立場にあり、誰もが社会的な活動に自由に取り組めることを意味する表現。
「男女共同参画」を英訳すると「gender equality」、「男女共同参画社会」は「gender-equal society」となる。
この施策に関しては「関連予算に9兆円以上もの膨大な国費が投入されている」などの誤解、曲解が多数流布しているが、介護保険や年金の国庫負担分、少子化対策が男女共同参画関連に計上された結果であり、関連予算の「9兆円」とか「10兆円」の実態はほとんど福祉予算である。また、「男女共同参画」の考えは男女の違いを前提としたものであり、ジェンダーフリーとは異なるものとされている。
法律上の定義
男女共同参画社会とは、「男女が、社会の対等な構成員として、自らの意思によって社会のあらゆる分野における活動に参画する機会が確保され、もって男女が均等に政治的、経済的、社会的及び文化的利益を享受することができ、かつ、共に責任を担うべき社会」と定義されている。(男女共同参画社会基本法第2条より)
関連タグ
男女共同参画ちゃん…大阪府が 2021年3月に策定した「男女共同参画社会の実現をめざす表現ガイドライン」(現在、当該文書は削除済み)で描かれていたキャラクター、またはそのネットでの通称。