概要
「略式制帽」とも呼ばれる制帽の一種で、名前の通り広義には何らかの目的で装飾や意匠を簡略化した制帽全般を示す。
ちなみにメイン画像の略帽は欧米に多い形の略帽。
特定の作業に機能性を重視して規定された制服は「作業服」と呼ばれ、制服と区別されることもある。
「作業服」に合わせて制定される機能性に優れた構造の帽子が作業帽と呼ばれるが、作業帽はあくまで特定作業時にのみ被るものとされ、服務規程上の特記がない限りは接客・儀礼時には着用が許されない場合が多いという。
一方これは作業帽に似た利便性と機能性を持ちながらも、作業帽とは異なり簡略化された制帽として正規の制帽と同様の所属・階級の識別性などを有している場合が多いので、接客・儀礼時にも着用が許される場合が多い。