この記事では特に、インディーズレーベル「HOSPITAL」(元:stajiotk:hosp(Team HOSPITAL))による病院アンソロジーシリーズについて述べる。
公式サイト:http://hospitalanthology.web.fc2.com/
概要
2009年後半から活動を開始。
2013年からは「HOSPITAL」としてインディーズレーベル化。公式サイトも一新しリニューアルスタートを切る。
それまでは田平孝太郎主催、曾野ソノ副主催のサークル「stajiotk:hosp(Team HOSPITAL)」として活動していた。
※インディーズレーベル化した後も主催・副主催は変わっていない。
発行形態は一貫しており「オリジナル」「病院」というテーマを主題に発行されているアンソロジー・CDシリーズである。
シリーズであり、およそ1年に一回、新作を発表している。
2弾から一貫して使用しているロゴデザイン・CDデザインは 市井が担当した。
クロスフェード等はyoutubeにも同時投稿・海外キャラクターブランドとコラボレーションが決定する等海外への展開も積極的に行っている。
第一弾ではモノクロイラスト集
第二弾では「絵から音を」というコンセプトの元モノクロイラスト集+CD
第三弾ではフルカラー画集
第四弾ではフルカラー画集+CDを発行。
2013年発売予定の最新作第5弾はカラーピンナップ付きのモノクロ本+DVDでの発行が告知され
ワシントンDCで活動している海外キャラクターブランド「I HEART GUTS」とコラボレーションすることや
コミティアを中心に活動している同人雑誌「集合住宅」との共同漫画雑誌等、本篇発行以外にも様々なコラボレーションを行う事がリニューアルされた公式サイトで発表された。
最新作である第五弾は 2013/10 のコミティアで販売予定であることが告知されている。
4段までは自家通販も行っている。こちらから ※現在停止中 初夏再開予定との事。
詳細に関しては公式サイトを参照のこと。
過去シリーズ参加者(全て敬称略・順不同)
1弾「HOSPITAL^2」
モノクロ画集として、2010/05/05 のコミティアにて初頒布。
いさみゅ
空空
耕汰
鈴木ねじ
Deino
田平コータロー
時田
niciro
ノザキ
ハトポポコ
飯時
星熊
矛盾
いるー(いるーP)(イメージソング「幻影ホスピタル」提供 同時配布ポストカードイラスト)
2弾「HOSPITAL^3」
副主催の曾野ソノが加わり、「絵から曲へ」のテーマのもとに、絵と曲合わせて53名が参加した。
2Book&2CDと、前回と比べるとかなり大規模企画となった。
2011/06/12 開催のVOCALOIDMASTER 16で初頒布。
Book1&Disc1
00.secret
01.ナニカシイラ×kiichi
02.まんださら(さら(まんだあ))×6410
03.may×mia子
04.リューセイ×geppei-taro
05.新谷べに×gohanp(ごはんP)
06.帽子屋×ふしだら劇場(fazzP)
07.phima×とりP
08.いさみゅ×competor(こんぺいとうP)
09.eruri×see_saw3
10.Deino×田中和夫+いまいゆ(Guiter)
11.田平孝太郎×sansui(sansuiP)
12.いるー(いるーP/絵・曲どちらとも担当)
Book2&Disc2
01.曾野ソノ(その(絵師))×akamimi
02.10(絵師)×sampling INO
03. competor(こんぺいとうP)×々
04.ミク×黒魔(じたばたP)
05.時田×比較的真理子
06.のじゃ×林檎
07.独楽子×nak_ami(nak_amiP)
08.飯時×かえるボイラー(生㌔P)
09.偽もの×Gab(ネハンシカP)
10.舘科×ドラ
11.ピノキオP×ステル
12.ノザキ×ヒッキーP
13.園山モル×knee(娘細胞P)
CD&ロゴデザイン 市井
無料チラシ協力・各Book扉絵 星熊
マスタリング kiichi
クロスフェード制作 曾野ソノ(sono)
協力 ヒッキーP かえるボイラー
3弾「HOSPITAL^3petit」
HOSPITAL^ シリーズの番外編として構想された(その為末尾にpetitがついている)が
のちに正規ナンバリングに組み込まれた。
PVは参加者であるmishiki(TabasaP)が担当した。
2011/08/12 開催のコミックマーケット81にて初頒布。
トリ
田平孝太郎
凸本
きせる
10(絵師)
おぐち
麺類子
曾野ソノ(その(絵師))
優水
ばろさわ
のじゃ
藻毛子
せいまんぬ
mishiki
ARiKEM
PV&BGM作成 mishiki
スペシャルサンクス 市井
4弾「HOSPITAL^4」
第4弾のテーマは既存の「病院」に加え新たに「薬」がテーマとして加えられ、さらに幅広い「病院」のテーマの掘り下げを目指している。
第2弾のテーマ「絵から曲へ」を再び掲げ、26名が参加。
フルカラーA5変形画集×1CDでの発行。
画集の後ろに不織物ケース入りCDを付属することにより、よりCDと画集の一体感を高める試みがなされている。
2012/0/7/08 開催予定のVOCALOIDMASTER 21で初販売された。
現在とらのあな・アリスブックスで通販開始されている。通販はこちらから
01.曾野ソノ(その(絵師))×kiichi
02.田平孝太郎×nukegaradotnet
03.ちくわエミル×はつみ
04.Deino×大丈夫P
05.サボテリアン×猫アレ君(楽しいのかP)
06.まちざわ×マッペ
07. あかぎきのこ(toadstool)×salome
08.ドラ(drahtpuppe)×シメサバツイスターズ
09. ミヤハラミヤコ×bothneco
10.KATSUO×effe
11.ARiKEM×909state
12.mishiki×﨑﨑﨑
13.わたしのココ(曲・絵どちらとも担当)
bonus track mishiki
ロゴデザイン&CD盤面デザイン 市井
クロスフェード作成 田平孝太郎
クロスフェード音源作成 シメサバツイスターズ
スペシャルサンクス 曾野ソノ(sono) mishiki
マスタリング kiichi
5弾「HOSPITAL^5」
第5弾のテーマは4弾に引き続き「薬」と「病院」と銘打たれているが、より「薬」を前面に押し出したものになっている。
参加者は 本篇13名・海外コラボレーション参加者を含めると16名。
発行形態はカラーピンナップ付きモノクロA5サイズ本+新作映像DVDを予定。2013年10月コミティアでの発行予定と告知されている。
今回本篇と同時にアメリカのワシントンD.Cを中心に活動する臓器キャラクターブランドI HEART GUTSとのコラボレーションを展開・同人雑誌「集合住宅」との共同漫画冊子「ヤマイハキカラ」を発行する。
I HEART GUTSとのコラボレーショングッズは2013夏にアメリカで開催される大規模イベント「コミコン」での配布を皮切りに、アメリカ・日本で購入者に配布される予定となっている。
集合住宅との共同漫画雑誌「ヤマイハキカラ」は2013年夏 コミティアで発行予定。
■カラーピンナップ■
代用うおのめ [[外部リンク >://dyuonm.futene.net/
ShiRoKu http://xssrkkx.deviantart.com/
■DVD映像作成■
ポッジーニ http://www.nicovideo.jp/mylist/14147370
■ロゴ・DVD盤面デザイン■
■漫画■
田平孝太郎 https://sites.google.com/site/stajiotk/
曾野ソノ http://karadono.sakura.ne.jp/
ひつじこ http://www.pixiv.net/member.php?id=65787
デュエット http://breakpoint.uunyan.com/
まちざわ http://kamoniku.tumblr.com/
■イラスト■
色炉 http://www.pixiv.net/member.php?id=307725
ハチミリオン http://www.pixiv.net/member.php?id=191078
■I HEART GUTS コラボレーション参加者(敬称略)■
以上の参加者様に加え
まんださら http://appleblock.web.fc2.com/
ナニカシイラ http://nanikaleid.blogspot.jp/
phima http://www.pixiv.net/member.php?id=143508
■スペシャルサンクス■
I HEART GUTS http://iheartguts.com/
メインデザイナー Wendy Bryan
集合住宅
主催 白四
サイト製作
mia子 http://mia.moo.jp
医師画像を使ったHOSPITAL^Ex の開催
本企画の特徴の一つとして参加者一人ひとりを「医師」としてとらえ
参加者全員に「医師画像」という本人のアバターのようなキャラクターを作成していることがあげられる。
この「医師画像」は本文に本人の代わりとして使用されている他
pixiv内で「HOSPITAL^○Ex」(○にはナンバリングが入る)として
宣伝・交流推奨企画として公開されている。
最新作5弾の「HOSPITAL^5Ex」は2013/03/24~からpixiv内にて開催されている。
このEx 開催時には、そのキャラクターのファンアートを描いたり、参加者同士が積極的に交流することが推奨されている。
主催側いわく「医師画像というキャラクターを通して参加者様同士の交流のきっかけになれば」
「そしてキャラクターを通して病院アンソロジーの事を多くの人に知ってもらいたい」との事。
参加していない人でも「病院アンソロ応援中」というタグをつけて、病院アンソロジーの応援イラスト(参加者の医師画像の2次創作でも可)を投稿できる。
なぜ一貫して「病院」をテーマにしているのか
この事に関しては主催の田平孝太郎が強い思い入れがあるらしい。
病院アンソロジー・自身の活動として
「楽しいことをやって周りを巻き込んで周りも自分も全部楽しくする」という事を信条としており
暗いニュースが多い中少しでも明るく、楽しい事を。誰かの心に希望をともしたい。
新しい作品・作家さんへの出会いの扉となるレーベルに、参加した作家さんもこのレーベルを通して新しい扉を開く
双方にとってこのレーベルが何らかの「前へ進むきっかけ」でありたいとも発言している。
主催自身はsupercellの活動の在り方に強く影響を受けたと述べている。