「東映版スパイダーマン」40話「さらばゼロ戦の謎」に登場したマシーンベム。
概要
鉄十字団最後のマシーンベム。
背中に二丁の機銃を装備し、銃弾を発射する。
自らの強化に必要な、ゼロ戦の新型エンジンの設計図を奪う事が使命。
設計図は三つに分けられ、その一つを持つ人物・小原が保護されている病院を襲撃し、命を狙った。
これといった特殊能力や、強力な武器は有していない。名前に反し、飛行能力すら有していない様子。
また、終始無言で、鳴き声や唸り声すら発しなかった(ラストで断末魔の悲鳴は上げるが)。
劇中での活躍
モンスター教授は、終戦間際に開発されたというゼロ戦の新型エンジンに目を付け、空爆エイの強化に用いようとする。
行方不明の設計図を探す命を受け、アマゾネスはそれを探す。彼女はかつてゼロ戦の設計に携わっていた小原整備士に目を付け、友人の西村社長を殺害し、孫を人質に取って設計図を渡すように脅迫する。
拓也=スパイダーマンにより鉄十字団は退散させられるが、設計図は奪われてしまった。
重傷を負い、入院する小原。彼の話によると、新型エンジンは通常のゼロ戦の100倍以上も強力で、開発者の南郷技師は三人の技師に三枚に分けた設計図をそれぞれ託し、亡くなったという。
その三人のうち二人が、西村と小原。最後は、亡くなった三人目の技師、その娘の静が持っているという。
静は鉄十字団に捕らわれるが、スパイダーマンはそれを追跡。アジトから静を救い出す。
が、それは静を囮に用いた鉄十字団の罠だった。三枚目も小原が持っていたのだ。
それを付きとめた鉄十字団は、空爆エイを小原が入院している病院に差し向けていた。病院に駆け付けたスパイダーマンは鉄十字団と戦い、巨大化した空爆エイをマーベラーカノンで破壊する。
そして、小原の身の危険を考えたスパイダーマンは、小原を説得。設計図を焼き捨てさせるのだった。