CV:阿部敦
概要
尖端島に住む男子高校生。
性格は明朗快活のお調子者のお人好しで、手先が器用である。西村ハル、寺岡フルイチとは幼馴染みで、ハルとは相思相愛の仲である。
「冷戦」という中途半端な別居状態を続けるリュウゾウとフサの間を取り持っていたせいで、精神的に自立し、独り善がりで他人に迷惑や面倒をかけること以上に干渉や指図されるのを嫌うようになった。日頃リュウゾウが口癖にしている「人は魂で繋がっている」などといった金言を半信半疑ながら実践している。
白髪の少女ナズナを親切心で助けたことから爆破テロに巻き込まれ、その際に右腕にヒルコが宿ってザムド化してしまった。
全身が石化する危険性のあったところを、駆け付けたナキアミに救われて、両親やハルに別れを告げることも出来ぬまま「ザンバニ号」に乗せられる。当初はナキアミやザンバニ号のクルーに対して良い感情を抱いていなかったが、ザムド訓練をこなしたり、島の外の戦争を知ったことにより、自分が一人では生きられない存在で、ヒルコが共生を強く望んでいることに気付くようになっていった。
そして、ザンバニ号が襲撃で攫座した後、ナキアミと二人で旅に出る決意をし仲間たちに別れを告げる。