概要
九蓮宝燈は同種数牌の「1112345678999」+同種数牌の1~9のどれか、という形で成立する役であり、純正九蓮宝燈とは九蓮宝燈の中でも「1112345678999」という形が完成し同種数牌の1~9、全てにおいて和了となる形のことである。
本来九蓮宝燈の定義が「清一色の九面待ち」であるため純正九蓮宝燈のみを役満としていたケースもある(辞書などで九蓮宝燈を調べた場合上述の定義で書かれている場合が多い)。なお、純正9面は数字の上では0や10でも4面子1雀頭が成立するのでもし麻雀に0や10が存在すれば11面待ちとなる。
当然滅多にお目にかかれないため現在ではダブル役満とみなすケースも多い。
九蓮宝燈の時点で並の役満と比べても非常に出にくい部類であることからも分かる通り純正九蓮宝燈が出る確率は非常に低い。よく、出すと死ぬ、とすら言われるが確率で言えば一生に一度あがれるかどうか、といっても過言ではない。
イラストで九蓮宝燈が描かれる場合大体この形である。また、pixivではネタとして1または9の数牌をカンしているイラスト(関連イラスト参照)も多いがこれは大抵の場合ダディクールのせいである。
尚、九蓮宝燈も同様であるが麻雀の本などでは見栄えが良いためか萬子で紹介される事が多いため、萬子専用役と勘違いしている人が居るが九蓮宝燈そのものは別に萬子以外でも成立する。とはいえ、ローカルルールとして萬子のみで成立などとしている場合はそのルールが優先されると思われるので仲間内で打つ際には注意。