繭、纏う
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まゆまとう
コミックビームで連載されていた漫画作品。作者は原百合子。
ねえ 制服が息をする音 聞いたことある?
森に隠されるように建つ星宮女学園には、他に類を見ない伝統があった。
生徒たちは在学中髪を伸ばし続け、高校3年生の冬休みにそれを切る。
そして、その毛髪で新入生が着る制服を造り上げるのだ。
学園の王子様である佐伯華と、ちょっとスレた性格の横澤洋子、そして学園長の孫娘である星宮。
不思議な女子校を舞台に、3人の少女たちの運命が複雑に絡み合う。
- 横澤洋子(よこざわ ようこ)
主人公。メインとなる時間軸では高等部三年生。
以前から人の和を乱してしまうタイプであり、それを自覚しているので現在は他の人とできるだけ関わらないように努めている。
- 佐伯華(さえき はな)
洋子の同級生。イケメン王子様キャラだが、求められる役割を演じることに疲れているところもある。
星宮のことが気になっている。
- 星宮(ほしみや)
洋子の同級生。学園長の孫娘。
寮の自室にこもり、他の生徒の前に顔を出すことがほとんどないので「繭の君」と呼ばれている。
- 九条絢音(くじょう あやね)
洋子の同級生。寮生の中心的な存在。
母親も星宮出身で、幼い頃から美しさに絶対の自信を持っていたが、星宮との出会いで揺らいでしまう。
- 宮田遥香(みやた はるか)
洋子の二学年下。学園のしきたりに則り、絢音の「妹」になった。
- 田中玲奈(たなか れな)
洋子の同級生で幼馴染。祖母が星宮出身で、幼い頃から裁縫に親しんできた。
洋子の良き理解者。
- 高城(たかぎ)
教師。妹がおり、姉妹揃って星宮の卒業生。
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すべて見る佐伯さんにチョコが渡せなかった話(『繭、纏う』二次創作)
※原作7話のネタバレあり コミックビーム連載 百合漫画『繭、纏う』の二次創作小説です。原作、履修済みの方向け。 アイディアは作者 原先生のチョコツイートから。『なかなかあげられないのでカバンの底にありそうなチョコ』って・・・・・・この一言に二人の関係性、集約されてます。 百合展で見た原先生のスケッチの洋子ちゃんの指に絡む髪を見て卒倒しかけ、勢いのまま書いてしまいました。1,426文字pixiv小説作品