CV:丹下桜
概要
ヴラドニアからカトレア学園に転校してきた金髪碧眼の美少女。初等部5年生のリコたちと同じクラスメイトになる。
その正体はコウモリの純血種アニマリアンで、普通の人間を見下しているが、学校では周囲に愛嬌を振りまく。母ミサよりアニマリアン革命の指導者となるべく使命を与えられており、婿候補としての純血種アニマリアンを探すよう命じられる。母の指示でアニマリアン牙組を率いることもあるが、無能な部下に手を焼いている。
コウモリのアニマリアンであるために日光が苦手で、日中は日傘を手放せない。また、眠る際は逆さにぶら下げられた棺桶の中で逆さまに眠る。
カノンはリコたちを「アニマリアンと誤解」している。一方、リコたちはアニマリアンの存在を知らない上にカノンがコウモリに変身できることも知らない(それが、最終盤で双方の根本的な間違いへと発展する)。
リコたちとは、人間とアニマリアンの関係性において、母親の影響もあり敵対心を持っている。
しかし「運動神経が抜群で音痴」という勝手な理由だけでケンに対しては一方的な好意を持ち、自分たちの勢力に取り込もうと考えている。
そのせいか、ケンと仲のいいリコとよく衝突する(その結果として制作スタッフの思惑通りに、最終盤にて様々な意味で「土足で踏み込んではいけない無意味な大きな間違い」へと気付かされていく)。
リコたちとケンカしたり、関わっていく中で、次第にリコたちと母との間で心が揺らいでいく。
作品秘話
本作にて約10年ぶりにアニメ声優として復帰した丹下桜は、本作品の表のテーマは探偵団の活躍劇、裏のテーマはカノンの成長物語であると監督の増井に言われていたことを自身のブログで明かしている。
怪盗ビューティ・バット
カノンが変装した姿。どうみてもカノンにしか見えないが、なぜかリコたちにはバレない。
リコたちの邪魔をしたり、勝負を挑んだりする。だが、しかし・・・。