色違い陰毛

いろちがいいんもう

色違い陰毛とは、おもに髪と異なる色の陰毛の事である。

漫画やイラストにおいて、青やピンク髪のキャラクターの陰毛をおもに黒や茶色といった現実に存在する色で表現する手法または陰毛。
髪を染めているキャラクターの陰毛。稀にだが陰毛の方を染色するパターンも有る。

基本的に人の体毛は全て同一系統色であるため、そのキャラクターが毛染めしていることが明らかでない限りは（そのキャラクターの世界にとって）逆に現実的ではなくなってしまうことになる点に注意。世界観込みでそのキャラクターを好む人にとっては色違い陰毛が『現実的でない』『コスプレイヤーみたい』と認識されること場合も有る。

そもそも現実にも金色や赤色の陰毛は実在するので、「陰毛が黒色でないと受け付けない」というのは単に『一般的な日本人の体質･常識を二次元のキャラクターに当てはめてる』だけである点にも注意が必要である。尤も「それが性癖だ」と言われればそれはそうなのだが……

ただし殆どの場合、毛の太さや縮れ具合といった質感の違い、光の当たり具合の違いや、汗などの分泌物によって、髪の毛よりもくすんだ暗い色になることが多いため、赤髪などの元々暗い色の毛髪の場合は、そこまで違和感が生まれないこともある。

また、その他の要因として『陰毛は髪の毛と違い一本一本描き込む事が多いため、髪の毛と同色で塗ると薄く地味になってしまう。そのため不自然と分かりながら黒く塗らざるを得ない』という絵描き側の都合もあったりする。

この場合は、上記の毛質に合わせて髪の毛よりも彩度と明度を落とした暗めの色で描き込むと解決するかもしれない。