英照皇太后

えいしょうこうたいごう

英照皇太后とは孝明天皇の女御。

概要

父は関白九条尚忠、生母は菅山、本名は九条夙子。

経歴

天保5年（1835年）に誕生、弘化2年（1845年）に皇太子統仁親王の妃となる。弘化3年（1846年）に統仁親王が即位し孝明天皇となり夙子は女御となった。嘉永3年（1850）に順子内親王を産むが嘉永5年（1852年）に早世、安政5年（1858年）に富貴宮を産むが安政6年（1859年）に早世した。万延元年（1860年）に典侍中山慶子が産んだ祐宮睦仁親王を嫡子とし慶応3年（1868年）に睦仁親王が即位し明治天皇となり同年に皇太后宣下を受ける。明治5年（1872年）に東京に移った。明治30年（1897年）に薨去。

関連タグ

九条家 皇太后 孝明天皇 明治天皇