ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

「その声は、我が友、李徴子ではないか?」


概要編集

陳郡の観察御史であり、この作品の主人公であり、彼が再会した再会した旧友が語る半生と心境を袁傪が聞くという読者の視点に一番近い位置にいる人物でもある。

役人としての階級が高いのか部下を持てる地位にある一方で、それなりに詩を評価できる鋭い感性を持つ。


ある時勅命を奉じて嶺南に使いし、途中商於の宿に泊まるのだが、次の早朝まだ暗い中出発しようとしたら人喰い虎が出没するから白昼まで待つよう駅吏から忠告されるも他勢だからと退けて出発してしまう。


しかし彼らの前に虎が姿を表すもなぜか叢に引き返してしまった。そしてあぶなかったと人語で呟き、そしてその声は彼と同年に進士の第に登るも行方不明になった旧友李徴のものだった。

やはりこの虎は李徴の成れの果ての姿であった。再会した彼からなぜ行方不明になったのかを、そして彼の無念であった未発表に詩の数々を書き留めることを引き受けると共に、彼が吐露した深い悲しみを知る。


そして人の理性が再び消滅した姿を李徴から見せられ袁傪の元から姿を消すのであった…


関連タグ編集

山月記

関連記事

親記事

山月記 さんげつき

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 3398415

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました