醜いミタ
みにくいみた
※この記事はMiSide本編のネタバレを含みます。
未プレイの方は閲覧に注意して下さい。
主人公が出会う中ではもっとも古いバージョンのミタで服装など容姿が大きく異なる。他のミタと比べて不気味な見た目と挙動、音声をしている。
バグの源泉のような存在で親切なミタや他のミタ達から恐れられている。
自身から生まれた蜘蛛のモンスターが壁などに張り付くとその部分が黒と紫のチェック柄に変質する。
唯一優しくしてくれる狂ったミタのことを「私のミタ」と呼び、親友と慕っている。
他のミタとほぼ同じだが家具の一部がモンスターの影響で黒と紫のチェック柄になっており、部屋の照明も落とされている。
本来ならシャワールームに繋がっている扉はコアルームに繋がる廊下となっており、更にそれをモンスターが守護している。
元々育成ゲームの開発者が今までにない独創的なビジュアルのヒロインを作る目的で生み出されたが、開発途中で時代遅れとなりそのまま未完成のダミーとしてバージョン・ゼロに廃棄されていた(後にバージョン0.5へ移動)。
開発途中による廃棄ということか精神面も不安定で、親友の狂ったミタのみ彼女を制御できる。
しかし、実際は狂ったミタは醜いミタのことを友人ではなく便利な道具としてみており、バグで様々なバージョンのミタの家を破壊するために利用しているだけにすぎない。
醜いミタが狂ったミタからその場で待つように指示された後、バージョン0.5へ辿り着いた主人公に対し、お気に入りであるクマのぬいぐるみを取ってくることを要求。
その際に監視なのかは不明だが首が(物理的に)伸びるなど奇妙な動きを見せる。そして更に伸びる。
主人公に対しても「遊ぼう」と誘いかけるがその実態は捕まったら包丁で滅多刺しにされる鬼ごっこである。
何とか切り抜けた主人公はバージョン・ゼロで親切なミタと再会を果たす(実際、かなり距離を詰められていたようで親切なミタがバージョン・ゼロへの扉を閉めた後、扉に向かって体当たりしているらしき音が聞こえる)。
チャプター16「本音で語ろう」にて狂ったミタに呼び出される形で再び登場。
ここで狂ったミタから「彼女(醜いミタ)が綺麗かどうか」を聞かれる。
この選択肢で物語が分岐することはないが、
- 「プレイヤーたちの偽善に対する怒り(選択肢「はい」)」
- 「大人しく従順な者を求めることへの嘆き(選択肢「いいえ」)」
- 「醜いミタもまた『ミタ』である事実(選択肢「何の関係がある?」)」
と、それぞれの本音を狂ったミタから聞き出すことができる。
「私たちは彼女とよく似てるでしょ。」
「彼女の何がそんなにいけないの?」
「彼女も君と遊びたかったし、誰かにとって大切な存在でありたかった」
謎
クマ
プレイヤーがクマを取る時にすぐ後ろにまで首を伸ばして見ており、何事もなかったかのようにクマを持ってこさせる。メタ的に言うとただのビックリ要素である。
しかし、そうではないとしたら予めクマの場所を知っていた、知らなかったがクマの場所はわかったのにそしらぬ顔でプレイヤーに持ってこさせるのは不可解である。
「私と私のミタ」
「私達は唯一無二」「私のミタ」と心酔しているほか、「私達はオリジナル」「0.8Aと88M554*」と意味深なセリフを口にする(実際は「0.8Aと8М54*」。言語機能がバグっているため、後半部分が乱れている)。
オリジナルというのが製造順であるならば、醜いミタと狂ったミタはバージョンがやや近しい間柄になると考えられる。
しかし、キャラクターバージョンとインデックスには英語や記号がコンソールに無いため入力することができない(親切なミタが持ってきたのは「00.98と5677098」)。