漫画「被愛妄想」
少年画報社発行の漫画雑誌「月刊ヤングキング」にて連載されていた作品。作者は中村卯月。
主人公の教師・門前一真が受け持っている生徒で、学園長の娘である野枝奏。一見おとなしそうな生徒の奏と、彼女に熱い恋心を向けられている一真とのサイコラブストーリーを描く。
「野枝奏」の概要
高校2年生。担任の門前一真はその姿を見たときはそこだけ影が切り取られたようだと感じていた。父親は自分の高校の学園長だが、何かしら確執があるらしい。最初は彼を見て恥ずかしがっていたが、途中から彼のことを恋愛対象と見なすようになった。
奏は進級当初は成績が良かったのだが、しばらくして成績が落ちており、高得点を取っているのは1教科のみだった。そのため父親である野枝学園長から校長室に呼ばれ、その後すぐにバラの茎で両手を叩かれる。一緒にいた門前はこれを止めようとしたが、そのことに関して野枝学園長は人の家庭に口を挟むなというが、門前が声を荒げて「自分は彼女の担任です!!」といったことで怯み、お仕置きを止めた。
家では自分の部屋に門前一真の写真を大量に貼りつけ、門前の写真で自慰行為をしたりするなど、一方的に恋愛感情を抱いている。学校では下半身を見せたり、とんでもないときには陰毛を見せたりするなど、恥ずかしがることをまるで知らない。