概要
義足の女の子と背の高い青年のお話。
はるか未来(数百年後)のお話で、花屋や本屋や電話ボックスが苔むした遺跡と化している。
神という概念さえ失われているようだ。
また、かつてライフサイエンスが解禁されたらしくゴブリンのような半獣人をアミューズメントパークで使用していた。現在は野生化し敵性生物となっている。
その他、巨大化かつ凶暴化した生物も存在する。
同じくマサオによる作品である「石田とあさくら」と同一の世界であることを匂わせる描写が所々に見られる、広義での[[スピンオフ]作品。
登場人物
義足の女の子
右下腿切断の女の子。金色の義足を使用し、これが「金の靴」と呼ばれている。
青と白を基調としたベレー帽にリボンタイ、スカートを着用している。髪は黒髪ロング。
活動的で好奇心旺盛であり、「銀の靴」に色々と尋ねている。
自らの足で歩いていけることを誇りとしているようだ。
ハムエッグが好物で、朝食・昼と続いても苦ではなくむしろ嬉しい。
金の靴は外見から予測される性能とは異なり非常に高性能である。
(金の靴で片脚爪先立ちをしたまま回転できる…まさにSF的な性能である。)
なお、銀の靴と出会った当時の右下腿は健在だった。
銀の靴
義足の女の子を「お嬢様」と呼ぶ青年。正式な名前(型番?)はTYPE-YG-256号
キャプションの台詞『私はお嬢様に不自由させないようにプログラミング~』から、
どうやら機械のようだ(あるいは、マサオの過去作品の自前パロディ?)
穏やかな性格であり非常に物知り。
合成された生物組織を使用するため、ロボットと表現するよりアンドロイドと表現した方がイメージがつきやすいか。
外見は人間の男性と見分けがつかない。
お嬢様の不自由に対処するようプログラミングされており非常に高性能だが泳ぎのブログラムはない(とはいえ肉体の防水機能は完璧なので、単に泳ぐ機能が備わっていないだけなのだろう)。
荷物が多いのは慎重派のためか?
外敵を察知し、外敵がいたことすらお嬢様に気付かせず排除する性能を持つ。この戦闘モードの際は柔和な顔つきが一変し、鍛え上げられた冷酷な漢の顔になる。その戦闘モードの開始時にISIDA細胞を合成筋組織に注入する。
pixivにおいて
当然ながら、かつてはシリーズ作品のタグとして使用されていた。
その独特の世界観で人気を博したシリーズであったが、マサオの無断トレススキャンダル(詳細はマサオの項を参照されたし)に伴う過去作品全削除の割を食い、公式作品はすべて削除されている。
2013年2月現在、このタグが付与されているのは、かつてのシリーズ展開時に他ユーザーによって投稿されたファンアートのみ。