概要
自主制作短編アニメ『フミコの告白』で注目を集めた、新鋭・石田祐康監督の劇場公開デビュー作となる短編。なかむらたかし監督の短編『寫眞館』との同時上映。2作共通のキャッチコピーは「伝える歓び、伝わる想い。」。
ストーリー
内気な小学4年生、ヒナタは、クラスで人気者の女の子・シグレのことが大好きな男の子。でもシグレと話をすることも出来ないヒナタは、彼女のことを思い描きながら妄想する日々を送っていた。そんなある日、突然シグレが転校してしまうことに……。悲しみに暮れるヒナタ、クラスメイトに見送られ去っていくシグレ。「僕はシグレちゃんに想いを伝えるんだ!」決心したヒナタは走り出す。石田祐康が贈る渾身のアクションシーンが満載の、疾走感あふれる胸キュンストーリー。
登場人物
陽向(ヒナタ)(声 - 伊波杏樹)
主人公。4年3組。
引っ込み思案でおっちょこちょいな男の子。小さな体に不釣合いな大きな黒縁メガネをかけている。同じクラスメイトのシグレのことが好きで好きでしょうがないけれど、なかなか近づけないでいる。その気持ちを絵を描くことで紛らわしたりしている。
時雨(シグレ)(声 - 早見沙織)
ヒロイン。ヒナタのクラスメイト。
誰にでも優しく接する、おっとりとした可愛らしい女の子。あおい瞳と透き通るような白い肌、コスモスの髪飾りがついたカチューシャに薄茶色のやわらかな長い髪を結わえている。いつも目の前でドジばかりしているヒナタのことが気になり自ら近づいていく。
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