CV:宮野真守
概要
小説、ドラマ、アニメ『謎解きはディナーのあとで』の登場人物。
人物
所持する高級品を誇示し、自分の推理に酔いしれたり、事件解決時にも真相は最初からわかっていたようなことを嘯くなど、原作以上にナルシストかつ見栄っ張りな性格で、刑事姿の宝生麗子を毎回の如く振り回している。美人に弱く事情聴取中も何かとすぐアプローチする。現場検証時の「はいはいはいはいはい!」、捜査終了時の「お疲れちゃん」が口癖。また、事情聴取の際によく疑問形の語尾(「〜でしたか?」など)を強める癖もある。
刑事としての麗子には捜査における相方としては非常に気に入っている一方で、女性としては見ていないのか、ほとんどモーションはかけないが、お嬢様としての姿の麗子に何度も出会っていながらも自分の部下だとは気付かないまま惚れており、影山の機転で麗子を香港出身の令嬢・「ホウ・ショウレイ」だと思い込み、ショウレイのフィアンセで通っている影山にライバル心を燃やしている。しかし事件現場に必ずショウレイの姿があること、入国ゲートに記録がないことには少なからず不審を感じてもいる。
推理力は麗子が「小学生レベル以下」と評するほど乏しいが、ごく稀に、彼のどうでもいいような行動から得られた情報が影山の推理に活かされ、事件解決の糸口になることもある。この点で影山には「ミラクルなお方」と讃えられている。聞き込み中などでも、食べる機会があれば何かしらの料理や菓子を頬張っており、特に甘い物やマルチパンなど子供向けの食べ物を好む傾向が見られる。