CV:冬馬由美(ドラマCD)
実写ドラマ版:酒井彩名
概要
律の従姉。律より3歳年上で大学生→社会人。大学を卒業後は、ある大学教授の秘書に就職した。酒豪。
ただし実写ドラマ版では年齢設定の都合か飲酒シーンがなく、代わりに大食いになっていた。
7歳の時妖魔に取り付かれ、律が解決に導いた19歳まで12年間に亘ってその弊害に苦しめられていた。妖魔を見る力はあるものの、律ほど明確ではなくあまり自覚していないことも多いが、律と違って霊に憑依されやすい(憑依体質)という特質を持つ。尾白と尾黒からは「姫」と慕われ、しばしば酒の相手になっている。
容姿
美人の分類に入る容貌で、色恋沙汰の類に巻き込まれる事も。前述の妖魔に取り憑かれたことでできた痣を隠すため、髪を長く伸ばしていた。律の活躍によって解決した後も髪は切らなかった。
能力
運転は苦手。霊媒体質だが長く自覚がなく、尾白と尾黒の事も酒が見せる幻覚だと思っていた。
その後は一応霊感を自覚するも、特にそれを役立てようという気はない。
性格
幼い頃は活発だったが、痣の一件を気に病み閉鎖的となり、非社交的な性格に変わる。友人も少なく、当初は律に対しても拒絶的な態度を取っていた。律たちの活躍により痣が消えた後も、根本的な性格は変わらない(律いわく「十二年は重い」)。
律との関係
律の母親と祖母は律の嫁にと考えているが、司の父親の覚は反対している。本人も律に気兼ねする事も無く同じ大学の学生と交際しており、恋愛感情は抱いていない様に思えたが、晶が刑事に「司が律の婚約者」と説明した時に否定しなかったり、行きがかり上とはいえ自ら律のフィアンセだと他人にアピールしたり、晶に対して嫉妬心を覗かせたりと、自分でもよくわからない状態になっている。律の方は親愛と恋愛感情が入り交じった想いを向けている。