概要
ゲームの舞台となる桜蘭学園の教師で、主人公のクラス担任。一見すると真面目で生徒想いな教師の鑑だが、後にそれがうわべだけである事が明らかになっていく。
過去に用務員の遺作が貸したハンカチをゴミ箱に捨てた事があり、その事で遺作の恨みを買って旧校舎に呼び寄せられる羽目になった。
同僚でテニス部顧問の吉沢に懸想している為、吉沢と交際しているテニス部員の幹原明美と反目し合っている。
旧校舎では真っ先に遺作に襲われ、主人公達に遺作の存在を知らしめる。その後、主人公の行動によっては遺作に拉致され辱めを受ける事になってしまう。
彼女が無事だと主人公と口論した赤川里香を説得し、仲直りさせてくれる。ここで主人公と里香が和解しないと里香は単独行動をとって遺作に拉致されてしまう。
遺作に拉致されなかった場合は次第に旧校舎から逃げられない不安と絶望により次第に精神を病んでいき、生徒そっちのけで保身ばかりつぶやくようになってしまう。
主人公の活躍で無事旧校舎から脱出しても正気には戻らず、結局教師を辞める事になってしまった。
評価
このように教師としては決して褒められた人間ではないのだが、『恋愛関係などで仲が険悪な明美を嵌めようとするまで悪辣な行動はとってはいない』『拉致回避分岐は一回で済む』『一応精神的に余力があるときは里香を諭す』など主人公への迷惑度は低め。
そのため、そもそも恋敵の美由紀が憎いばかりに彼女を嵌めるための手紙を作成し遺作に今回の集団拉致レイプ事件を起こさせるきっかけを作り、更にはうろちょろして危機に陥り真相がばれても自分が命の危険にさらした主人公のことを未だに諦めないとい、う幼稚で自分勝手な言動を繰り返し迷惑をかけまくり解決後も懲りていない赤川里香よりは心象はだいぶんマシではある。(というより、里香が壊滅的)