概要
動画投稿者・KC氏がニコニコ動画にてアップロード・展開している、「ウマ娘プリティーダービー」にまつわる検証動画シリーズ。基本的には「大井賞」と呼ばれる。
開催地は大井レース場。天候・バ場・調子はランダム
(優勝決定戦に当たる大井賞のみ全員絶好調・・・としていたが最終日は全レース全員絶好調としている)。
出場条件は「バ場適性ダート=G」「距離適性マイル=B以上*1」の35名となっている。
(C以下は除外されるがSは除外の対象にならない)
※第2回より 第1回はA以上
第2回以降は前回の大井賞の上位5名はトライアル2ndからの出走となる。
AG対抗戦が第4回で最終開催となり「バ場適性ダート=EとF」の連合チームが加わった
「AEFGリーグ」が第5回から開催となる。
この大会のコンセプトは「ダート適性Gだけがダートで競争するとどうなるのか!」というかなりありがた迷惑なものとなっている。
しかもこの大会は無駄に6日間の開催となっている。
ちなみにナイターのレースが見たいが故にバ場がダートになったとの事。
(2024年2月時点での練習では芝レースのナイターの設定が出来ない為)
大会ルール
トライアル1st(トライアルファースト)
初日〜2日目で実施。
40名が2日間で2〜3回走る(第4回までは35名)。
2走合計得点の上位15名がトライアル2ndに進出(第1回は20名)。
敗退した16位〜25位の10名は3日目からはトライアル以外を走る(第4回までは30位まで)。
26位以下は脱落(3日目以降は出演なし)
トライアル2nd(トライアルセカンド)
3日目〜5日目で実施。
20名が3日間で3回走る。
得点の上位10名が優勝決定戦に当たる「大井賞」に出走。
下位10名は「トライアルカップ」に出走。
大井賞(おおいしょう)
最終日(6日目)で実施。
トライアル2ndを勝ち抜いた10名による優勝決定戦に当たるレース。
当然ここでの1着が大井賞制覇となる。
その他
・オープン
競艇や競輪でいう「一般戦」にあたるレース。
オープン戦に出走=優勝争いから脱落という意味だが
後述の「レコードホルダー」などの表彰対象にはなる。
・AEFGリーグ
名称はついているがこちらもオープン戦扱い。
詳しくは後述を参考。
・トライアルカップ
早い話が順位決定戦。
得点表
1着=10点
2着=9点
3着=8点
4着=7点
5着=6点
6着=5点
7着=4点
8着=3点
9着=2点
10着=1点
上位着になれば得点が高くなるのは言うまでもない。
大会プログラム
初日〜2日目
①トライアル1st
②トライアル1st
③トライアル1st
④トライアル1st
3日目〜5日目
①オープン
②AEFGリーグ
③トライアル2nd
④トライアル2nd
最終日
①オープン
②AEFGリーグ決勝
③トライアルカップ
④大井賞(メインレース)
AEFGリーグ
大井賞とは関係のない特別企画。
A組5名(ダート適性A)とEF組5名(ダート適性EとF)と
トライアル1st16位〜20位のG組が出走する。
3日目〜5日目までがいわゆる予選で各組総当たり戦。
1試合ごとのシステムは
各組の着順点の合計で競う、同点の場合は1着所属の組が勝利。
最終日は上位2組での決勝戦を行い勝利組が優勝となる。
ちなみにA組は「バ場適性ダート=A」EF組は「バ場適性ダート=FかE」
共に「距離適性マイル=A」が条件。
(例外はない)
表彰制度
最終日の大井賞終了後に各賞の発表がある。以下の通り。
- AEFGリーグ優勝
決勝戦の勝利組が対象。
決勝戦で同点の場合はリーグ戦での順位が優先。
つまり2位通過の組は勝利あるのみである。
- AEFGリーグ・ソロ優勝
個々の成績の最高得点者が対象。
リーグ3位を除いて出走数は同じになるため
得点率ではなく合計得点で優劣を決める。
- トライアルカップ優勝
トライアル2ndで敗れた者たちのレースの勝者が対象。
ただここが今大会の最終目標ではない。
以下は「三賞」。
- レコードホルダー
勝ち時計ランキング一位が対象。
つまり大会中に1着がないとそもそも対象外となる。
ただし対象は「ダート適正G」のみ。
ちなみに同率1位は全員受賞となる。
- 最高得点率賞
6日間通して出走数と合計得点を割った数値が最も高かったウマ娘に送られる。
つまり優勝したからといってこの賞を取れるとは限らない。
ただ全レース1着なら問答無用でこの賞も受賞となる。
ちなみに前述と同じく「ダート適正G」以外は受賞対象からは外れるのである。
- 優勝
いわゆる最終日のメインレース大井賞1着のウマ娘に送られる。
もちろん三賞の中では一番名誉である。
優勝しなければ受賞できないが優勝すれば受賞できる。
つまりレース終了時には受賞ウマ娘が確定となる。
歴代三賞受賞者
第1回(2024年2月5日)
- レコ=アストンマーチャン
- 得率=サクラバクシンオー
- 優勝=アストンマーチャン
第2回(2024年5月4日)
- レコ=イクノディクタス・アイネスフウジン・サイレンススズカ
- 得率=キタサンブラック
- 優勝=カツラギエース
第3回(2024年9月5日-9月11日)
- レコ=アストンマーチャン・ノースフライト
- 得率=アストンマーチャン
- 優勝=アストンマーチャン
第4回(2024年12月31日投稿)
- レコ=サイレンススズカ・ミホノブルボン・メジロドーベル・ラインクラフト
- 得率=アストンマーチャン
- 優勝=アストンマーチャン
第5回(2025年2月予定)
- レコ=???
- 得率=???
- 優勝=???
(レコ=レコードホルダー 得率=最高得点率賞)
大会記録
・最速勝ち時計=1:47:1
イクノディクタス・アイネスフウジン・サイレンススズカ(第2回)
アストンマーチャン・ノースフライト(第3回)
・最高得点率=10.0(6走 1着6回)
アストンマーチャン(第3回)
・大井賞最多出走=3回
カワカミプリンセス(1-3)
キタサンブラック(1-3)
ウオッカ(2-4)
カツラギエース(2-4)
アストンマーチャン(1,3-4)
ウイニングチケット(1-2,4)
ミホノブルボン(1-2,4)
・大井賞最多連続出走=3大会連続
カワカミプリンセス(1-3)
キタサンブラック(1-3)
ウオッカ(2-4)※
カツラギエース(2-4)※
※継続中
・大井賞最多勝利=3回
アストンマーチャン(1.3-4)
・大井賞最多連勝=2大会連続
アストンマーチャン(3-4)
※記載順は達成順
(最多出走はトライアル2nd通過順)
今大会の総括及び考察(ネタバレ注意)
これまで4回行われてきた大井賞だが
ダート適性が全くないウマ娘がダートで競争したらどうなるかという今回の検証。
箇条書きにすると
・脚質的には「逃げ」「先行」が主役となる
・特に逃げは後続をかなり突き放つことが多くそのまま逃げ切りがち
・1大会でのレース数は24レースだが半分以上が逃げ脚質が勝っている
・差しは各大会1回は勝っている、第1回は3回(のちカワカミプリンセスが2勝)
・追込に関しては2着3着はあっても1着は1回もない。
ただ有利とされている逃げウマ娘でもスタートで出遅れると
先頭争いからあぶれるだけでなくそのまま沈む系統にある。
つまり最初から先頭争いにいないとそもそも上位着すら無理。
距離適性に関して言えば
・育成前段階からマイルAの方が有利ではある。
・戦法がどうであれピッチ走法(適正距離短め)のほうが勝ちやすい。
まとめると
・勝つのは大体逃げや先行
要望
・練習で芝のナイターレースが見たい。
主な投稿動画
初回の動画