概要
dramatic createによって2015年に制作された女性向18禁BLPCゲーム。
通常ジャンルは「ボーイズラブアドベンチャー」だが独自ジャンルとして「運命に抗うバトルファンタジーADV」がある。
2018年にPSVista版も発売され、レーティングはD(17歳以上対象)。
ストーリー
ーそこは、「王」が支える世界。
大きく四つの特性に分かれる「ガルティア能力」を持つ人々と、彼らが戴く四人の「王」、四つの「国」。
王の庇護下で、個性豊かな文化社会を構築・発展して来た世界に、ゆっくりと忍び寄る衰退の影。
枯渇し始めた大地とそれぞれの国の思惑。
「王」とは、そして世界の行方とは…。
商業国家・ディアマンテでフリーランスの何でも屋をしている主人公・シンは、四大国の王が一堂に会する『四大会議』に、ディアマンテ王の護衛の一人として参加する。
だが、この会議中、他国の王が謎の男に襲撃されるという事件が起こる。
しかも、男はその場に居合わせたシンまで襲ってきた――。
(公式サイトから引用)
主な登場人物
※CVはPC版とPSVita版の順
本作の主人公。市民から幅広く依頼を受けるギルドから仕事を請け負うフリーランスの何でも屋。
クールで口数は少なめという事もあり、実年齢よりも落ち着いた印象の青年。
基本的に単独行動を主とし、腕は立つが、報酬より地味な案件を好むため、同業者からは変わり者と思われている。
主人公と同じ孤児院で育った、明るく優しい好青年。
明朗快活、真面目で正直なため、周囲の人間から信頼され、好かれている。
シンのことは随分前から意識しており、本人的には友情以上恋人未満だが、傍から見ると完全な片思いである。
青臭く、純情なところが目立ち、対照的なディアゴの思わせぶりな言動が苦手なため、シンをディアゴの魔の手から守るのは自分だと思っている。
昼間は孤児院で先生の真似事、夜はギルドの仕事を請け負う。
バストゥーニのK(キング)で通称『黒王』。
自他に厳しい性格で知られており、無表情で威圧的な雰囲気の持ち主。喜怒哀楽を表に出さない。
次期王として最有力候補と目されていた兄を殺し、王位についた経歴を持つ野心家で他国侵略の意図を隠さず、すでにいくつかの国境地帯を占領下におき、現時点での大陸において最も力のある王となった。
クウォーリーのK(キング)で同国国教の教主でもある青年。
『聖王』と呼ばれ、民衆からの人気が高く、特に自国内においては圧倒的な支持を誇っている。
厳格な宗教国家にあって、ゆるやかな政教分離をうながし、国家の近代化を推し進めた。
即位は12歳と若く、現国王達の中で最長。
容姿端麗、物腰柔らかで穏やかな性格で知られているが…。
ディアマンテ最大にして、大陸最大のギルドである『アルマース』のギルドマスター。
穏やかさと寛容さを兼ね備え、飄々とした言動に底知れなさが見え隠れする。
フェロモンたっぷりの女ったらしで有能なのだが、働くのが嫌いと公言する、ダメな大人でもある。
暗殺や政治的陰謀など、後ろ暗い仕事をこなすギルドとして、裏社会で厳然たる力を持つギルド『モルス』に所属している超一級の暗殺者。群れることを好まず、気まぐれで神出鬼没。
厳しい掟があるギルド内でも完全な例外扱いになっており、彼のことはモルスのギルドマスターでさえ御せていないのだが、実力がずば抜けている為、誰も文句を言えない状況。
関連動画
PSVita版