概要
BLゲームブランドLove Deliveryの第2作目。舞台は架空の大正時代。
2014年に『大正メビウスライン PORTABLE』のタイトルでPSPに移植された。
2016年に『大正メビウスライン Vitable』のタイトルでPSVita版が発売された。
どちらもCERO:D(17才以上対象)。OPムービーは一新され、シナリオ・CGが追加されている。
2015年4月27日にはパピレスの電子書籍サイトで絵ノベルという形態を配信している。
2015年12月18日にPCでファンディスク『大正メビウスライン 帝都備忘録』が発売された。18歳以上対象。
2017年8月24日にファンディスクのPSVita移植版『大正メビウスライン 帝都備忘録 ハレ』が発売。CERO:D。
2021年1月28日には『Vitable』と『帝都備忘録 ハレ』を収録したNintendo Switch版『大正メビウスライン 大全』がdramatic createより発売された。
2017年には『大正ちっちゃいさん』のタイトルで5分枠のテレビアニメが10月に放送。
余談だが、せんべいを食べたり飴をなめたりする場面では、声優に本物の食べ物を用いて演じてもらったとのこと。
あらすじ
華やかなりし大正ロマン活劇、開幕。
時は大正末期。日本が軍事国家として世界と争わねばならない、熾烈な時代。
主人公・柊京一郎は帝国大学へ進学するため、帝都へと上京する。
勉学に邁進し、郷里のためにひとかどの人物になると決意していた
京一郎はしかし、己が持つ特別な力のために
軍部-大日本帝国陸軍-に目をつけられることになる。
死んだ人間__死霊が見えるようになったのは大病を患った幼少時。
その時からずっと京一郎にとって恐怖の対象でしかなかった死霊を、
軍部は外国の脅威に対抗するための力として用いようとしていた。
軍部とその計画を阻止しようとする者たちの対立が、
京一郎の運命を巻き込んで、帝国の未来を変えていく__。
登場人物
※CVはPC版 / PSP版の順。
主人公。帝国大学に入学するため郷里の桃木村から上京してきた青年。20歳。
優しいが、両親に「ノブレス・オブリージュ」を教えられ、理不尽な事には融通が利かない性格をしている。
剣術が得意で、昔から家に伝わる刀を持って帝都にやってきた。
死霊を見ることができるせいで、軍部に半ば強引に協力を求められている。
好物は醤油煎餅。
京一郎が困ったときに現れる青年。
京一郎と同じような異能を持ち、それゆえに軍部と関わるなと忠告をしてくる。
ぶっきらぼうで強引、どこかつかめない人物だが、いざという時に頼りになる。
特技は家事全般。特に料理が上手。
天子の葬儀などを取りまとめている五本刀に所属している青年。24歳。
しかしとある事情で軍部と対立したことから五本刀は中枢から追放されてしまった。
現在は軍部の計画に反対し、軍事的に衝突していることから、その命を狙われている。
好物は洋食とサイダー。
軍部において死兵計画を策定し推進している、軍事的急進派。
しかしそれらはすべて大日本帝国のためであり、私心からというわけではない。
神職十四家を束ね、己も強い異能を持つ。新華族。
大日本帝国陸軍遊軍を指揮し、己もまた死霊召喚などの能力を持つ軍人。
日本を治める天子に忠誠を誓っており、人望もあるが、今はとある事情で軍の位を返上している。
真面目な性格ゆえ軍部から厄介者とも認識されている。
好物は甘い物。特技はビリヤード。
館林配下の双子の兄。2人とも死霊を見て操ることができる。
館林配下の双子の弟。以前の大事故で大けがを負い、左目に眼帯をし、体の一部に包帯を巻いている。
関連動画
ファンディスク「大正メビウスライン帝都備忘録」
「大正メビウスラインPORTABLE」
「大正メビウスライン大全」
関連タグ
外部リンク
- 「大正メビウスライン」公式サイト(PC・18歳以上対象)
- ファンディスク「大正メビウスライン帝都備忘録」公式サイト(PC・ファンディスク・18歳以上対象)
- 「大正メビウスラインPORTABLE & Vitable」公式サイト(大正メビウスラインのPSP・PSVita移植版)
- PS Vita 「大正メビウスライン 帝都備忘録 ハレ 」(ファンディスクのPSVita移植版)
- Nintendo Switch版『大正メビウスライン 大全』
- TVアニメ「大正ちっちゃいさん」公式サイト