以下、結末に関わる重大なネタバレにつき注意!
概要
1991年12月20日、マフィアの若頭(ザ・サン)は部下達がゲームの筐体で遊ぶ中、その一人であるヘンチマンに電話をかけていた。しかし誰も応答しなかったので電話を投げ捨て、ドラッグを飲み始める。部下から「そのドラッグは飲みすぎない方がいいですよ」と警告されるが、そのまま使い続け、徐々に視界が歪み始める。
ドラッグが効き始めてからしばらくすると、一人の部下が部屋に入り、自警団から襲撃されたことを通告する。しかし若頭は狂った勢いで部下をショットガンで射殺し、そのまま部屋を出てしまう。
幻覚で悪魔の姿になった部下達を殺しながら廊下を進み、先ず自警団のメンバーのマークを殺害する。引き返すと何故か違う部屋になっており、部下がショットガンを手渡す。それを受け取ると部下は死に、死体が先にある部屋に向かって泳いでいく。その部屋に若頭が入ると四人の部下が水を飲み、死体に変化する。支離滅裂な光景に困惑した若頭は"Gotta get a grip!"(しっかりしろ!)と言う。
すると顔グラの顎があり得ない程開き、その中に吸い込まれてしまう。
気が付くと若頭はガラス張りの部屋におり、そこに来た自警団のコリーを倒す。幻覚が悪化しジャングルのようになった部屋を進み、同じくメンバーのトニーに遭遇するが、逃げられてしまう。
その後若頭は屋上に向かい、最後のメンバーであるデイビス姉弟を殺害する。
その後ろに掛かっている虹の橋を渡ろうとするが実際は何もなく、転落死してしまう。
評判
この顔グラはあまりにも滑稽だったので、ネットミームと化した。
ネット上の画像などでも切り抜き素材として使われている。
トリビア
- トニーが攻撃する前に吠えている時、口の中に目が写っている。おそらく若頭がマスクの覗き穴と混同したものと思われる。
- 前作の最終ステージで若頭の父は鶏マスクを被った主人公(Jacket)に殺害されているが、このステージのストーリーは立場が逆転している。ラリった勢いで殺害しただけではあるが、主人公を熱狂的に支持し、同じく動物マスクを被って殺人をしていた一同を倒すことにより、間接的に敵を取っている。