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正式タイトルは「Hotline Miami 2:Wrong Number」でサブタイトルの「Wrong Number」とは

「間違い電話」のこと。※ちなみにこのサブタイトルも本編の伏線となっている。


ゲームシステム編集

基本的なゲームシステムは前作と同様。

複数のチャプターから構成され、それを進めていくことになる。

しかし今回は登場人物・プレイヤブルキャラクターが大幅に増員されており、それぞれのストーリーを追う群像方式になる。

時には日時が巻戻ったり、直前のシナリオとは別人のシナリオに移るなんてことがある。


PC版は日本語に対応していないが、「Hotline Miami Collected Edition」というタイトルでスパイク・チュンソフトから発売された。

前作のバンドル扱いでDLする必要があるが、前作以上に謎めいた本作ストーリーが日本語化され、しかもローカライズ最大の敵である表現規制はなしという形でリリースされた。

ストーリー編集

前作のその後の話と、前作の別人視点と、前作よりもさらに前の話が盛り込まれている。



プレイヤーキャラ編集

ファンズ(The Fans)編集

前作の主人公Jacketに影響を受けて決起した自警団。

かつてのJacketのように依頼で動くのではなく、ギャングやヤクの売人を適当に襲撃するただのロクデナシどもである。

  • コリー(Corey):ローリングドッジ

ROLL n' DODGE

シマウマのマスク。

最初から使用可能のメンバー。

専用アクションとして回避が使える

ちなみに女性である。

  • トニー(Tony):殺人パンチ

トラのマスク。

前作のトラマスク同様素手の攻撃で敵を殺すことが出来るが、武器を装備することは出来ない

しかし、銃でしか倒せないデブの敵もパンチでダウン→フィニッシュで殺すことが可能だ。

メンバーの中ではいちばんのヒマ人らしい。

  • アレックス&アッシュ(Alex & Ash):チェーンソー&ガン

Alex and Ash

白鳥マスクの2人組、本作で唯一コンビで活動するキャラクター。

メインで操作するのはチェーンソーを装備したアレックス。

言わずもがなの殺傷力を持つが、トドメ時の隙が若干ある。

そこをカバーするのが相棒のアッシュ、

チェーンソーで相手をグチャグチャにしつつ、アッシュが銃で援護射撃と、2人組ならではのアクションが可能なのが最大の魅力だ。

ちなみに2人は姉弟であり、姉のアレックスは劇中何度か素顔を晒す機会がある(他のメンバーの素顔はエディターで見られる)。

  • マーク(Mark):二丁マシンガン

Mark

ぽっちゃり体型のクママスク。

初期装備として二丁マシンガンを装備。

腕を広げることで横方向への射撃を可能にする。

弾切れになっても1回だけリロードができるが、マシンガンの弾が残っているうちは他の武器を使用できないので注意。

  • 関連ステージ
    • 1st scene:Down Under
    • 6th scene:Moving Up
    • 8th scene:Excution
    • 10th scene:Into The Pit
    • 12th scene:Death Wish(The Fans総出。全員を操作することになる)

マニー・パルド(Manny Pardo)編集

「マイアミの連続切り裂き魔」を追う刑事。

行く先々でドンパチに巻き込まれても、相手を返り討ちにするほどの実力を持つ。


全キャラで唯一銃を装備したままのトドメ攻撃が可能。

なお、このキャラはマヌエル・パルドという実在の警察官がモデルになっている。

  • 関連ステージ
    • 2nd scene:Homicide
    • 11th scene:Dead Ahead
    • 23rd scene:Caught


エヴァン(Evan)編集

Jacketの事件を本にしようとしている作家。


エヴァンのステージは「敵を殺さない」「銃を使わない」とホットラインマイアミとしてはかなり異質な内容。

敵を全滅するという基本ルールに変わりはないが、その方法が殴って気絶させること。

そのため殺傷能力の高いナイフは拾えない。

銃を拾っても弾を抜いて使えなくするだけだが、これにより敵を倒した時と同じようにスコアが加算され、コンボを繋ぐこともできる。

あくまで「殺さない」のであって「殺せない」わけではない、必要以上に殴ることで敵を殺すことができ、殺し続けると上着を脱いで銃やナイフを装備して攻撃可能になる(ちなみに上着の下には薄緑のタンクトップを着ている)。

ただしこれは救済措置のようなもので、弾倉の抜き取りによる得点が得られなくなる等のデメリットも生じる。

なお、このキャラはエヴァン・ライトという実在のジャーナリストがモデルとなっている。


  • 関連ステージ
    • 5th scene:First Trial
    • 13th scene:Subway
    • ???

ジュニア(The Son)編集

The Son

前作のロシアンマフィアのボスの息子。

父親の後を次ぎ、一度は壊滅した組織を立て直すため、敵対関係にあるコロンビアマフィアに戦争をふっかける。


ステージをクリアすると新しいアクションスタイルが解禁される。

ぶっちゃけた言い方をすればファンズの二番煎じだが、どのアクションも1人でこなすのだからすごい。

  • ボディガード:ローリングドッジ(あらかじめ刀を装備)
  • ダーティハンド:殺人パンチ
  • ブラッドライン:二丁マシンガン

  • 関連ステージ
    • 21st scene:Seizure
    • 22nd scene:Blood Money(スタイル選択不可)
    • 24th scene:Take Over
    • Apocalypse

ヘンチマン(The Henchman)編集

ロシアンマフィアの幹部。

特技はないが初期装備が消音機付ピストル。

  • 関連
    • 7th scene:No Mercy

ヘビマスク編集

Jacketと同じ時期に活動していた愛国者。

以下三種のヘビのマスクを使用する。

  • Jake:初期装備の蛇マスク。投げたものが全て殺傷能力を有する。
  • Irvin:ネイルガン初期装備。消音銃。
  • Dallas:パンチで殺せて武器装備不可、しかし専用アクションでヌンチャクを振り回しながらダッシュすることができる。

  • 関連
    • 3rd scene:Hard News
    • 15th scene:Withdrawal

ネズミマスク編集

前作に登場したネズミマスク(Richter)の男。

病気がちで体の弱い母親を介抱しながら暮らしていた青年。

「50の祝福」の会員で、彼の下にも留守番電話が届いていた。

はじめはいたずら電話だと思っていた彼だったが、ある日自分の車を燃やされ留守電の内容も脅迫じみたものになってきた時に自分や母親の身に危険を感じ、留守電の指示に従うようになった。

本作では彼がJacketを病院送りにする前と後が語られている。


固有スキルは無し、前作のように消音ウージーは装備していない。

彼を操作するステージは本作屈指の難易度(個人差あり)を誇る。

  • 関連ステージ
    • 17th scene:First Blood
    • 18th scene:Demolition
    • 19th scene:House Call
    • 20th scene:Release

ソルジャー(The Soldier)編集

ヒゲの兵士。


ステージ開始時に選択した銃と近接武器のナイフを持ち替えながら戦う。

武器投げ及び銃を拾って装備はできず、弾切れになった時のみ弾薬箱から補充できる。

  • マシンガン
  • ショットガン:この2つは敵が持ってるやつと同じ。
  • ビッグマシンガン:専用の連射武器。
  • スナイパーライフル:遠くまで見渡せるようになる。
  • 火炎放射器:デブも一撃で焼き殺せる強力武器だが実弾でないためガラスは破れない。

  • 関連ステージ
    • 9th scene:Ambush
    • 14th scene:Strong Hold
    • 16th scene:Casual Ties

マーティン・ブラウン(Martin Brown)編集

様々な作品に出演している人気の映画俳優。

最新作「ミッドナイト・アニマル」ではブタマスクの殺人鬼(The Pig Butcher)を演じ、彼は"映画"の中で猟奇的な殺戮行為に及んでいた。

だが、この"映画"は、殺戮は、全て現実なのだろうか?

ただの"映画"の中の出来事なのか・・・

それとも、イカレた殺人鬼が見る「マーティン・ブラウンという俳優」の夢なのか・・・


  • 関連ステージ
    • Pilot:Midnight Animal(チュートリアル)
    • 4th scene:Final Cut

エディットステージでのみ操作できるキャラ編集

ジャケット(Jacket)編集

前作の主人公。

前作で登場した全てのマスクを使用できる(エディット時の設定で一種に固定することも可能)。

ただし一部のマスクは能力が変更・廃止されている。

Aubrey:銃の出現率を増加させる効果があったが、ダブルバレルショットガンを持ってスタートに変更。

Rufus, Earl:それぞれ銃弾を1発、2発防げたが、実用性が低すぎた為3発に強化。

Rasmus, Charlie, Phil:今作では能力を持っていない。


バイカー(Biker)編集

前作の第二の主人公。

本編では操作できないが、あることをすると会って話を聞くことができる。

前作のイケメンフェイスはどこへやら。かなりヤツレテしまっている。

前作では通常のマフィアと犬のみを相手にしていたが、今作ではデブを倒す能力が追加されている。


H.M.ハマリン(H.M. Hammarin)編集

通称ハマー。エディター実装のアップデートで追加されたスウェーデン出身の実在のミュージシャン。本編では前述のバイカーに会える場所でカメオ出演しているだけだが、カスタムステージではプレイアブルキャラとして操作できる。

特殊能力などは無いが、彼のレベルでは派閥に関係なく敵キャラを配置できる。


その他編集

ホクストン(Hoxton)編集

PAYDAY2のキャラクター。本編では登場せず、データ上に顔グラのみが存在する。

ゲーム内のエディターでは選択できないが、Notepad++などを使ってデータを外部編集することで登場させられる。

顔グラは素顔ではなく彼が被っているマスクだが、何故か口や目が動く。


Hard Mode編集

今作では一度エンディングを見るとHardモードを選択できるようになる。Hardモードには以下のようなNormalとの変更点がある。

  • Mapが180度反転している。
  • 一部のMapの地形が変わっている(ガラス張りが増えている・Normalにあった扉がないetc)。
  • 敵の配置が更新され敵の数が増えている。殆どのステージに最低一人デブが配置される。
  • Hard modeにのみ登場する敵がいる。
  • 銃を拾うと弾薬が減る。(Fansのアレックス&アッシュは例外)
  • ロックオンができない。


関連イラスト編集

センシティブな作品An russian madness killer

別名・表記ゆれ編集

Hotline_Miami_2ホットラインマイアミ2、Hotline Miami 2、HotlineMiami2


関連タグ編集

ゲーム 洋ゲー インディーズゲーム

HotlineMiami

PAYDAY

PAYDAY2とコラボ。偶然か意図的か、Markマスク、Death Wish、Dallasなどの単語が登場する。

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