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概要編集

LiveLeakとは、イギリスの動画共有サイト兼ショックサイトの一つである。日本での通称は「ぐろつべ」。


歴史編集

誕生編集

2006年の10月31日開設。あのYouTubeとほぼ同世代(YouTubeの開設は約1年前)であり意外にも古く長い歴史を持つ。

「現実に発生した戦争・テロ・犯罪・事故・災害などの出来事をありのままに配信する」ことがモットーであり、実際問題そのような動画が多数存在する。

その存在が最も有名になる要因になったのは、サダム・フセインが処刑される際の動画が当該サイトに流出したことであった。その知名度の高まりぶりは、この一件について、ホワイトハウスの報道官が言及するほどだった。


Ogrishの統合と投稿動画の問題編集

当時、イスラム過激派などによる処刑動画などが投稿されていた「Ogrish」が、LiveLeakの成立と同時に吸収されていた。

投稿動画は現在のYouTubeでも見られるような無難なものもあったが、戦争や事故の大変グロテスクな動画や、処刑動画などであふれ、その存在について賛否両論であった。

イギリスのTV番組「パノラマ」で特集された際、共同設立者のヘイデン・ヒューイットは暴力的な動画の削除を否定し、「それらは公開されるべきである」と述べたという。


イスラム国問題編集

2014年に、LiveLeakの需要が一気に増した。これはイスラム国が理由である。

イスラム国によるジェームズ・フォーリー氏の斬首処刑動画がYouTubeやFaceBookに投稿され波紋を呼んだ。この際、LiveLeakにも転載されていた。

その後YouTubeやFacebookが動画を削除すると、LiveLeakに残っていた動画にアクセスが殺到した。

だが、LiveLeak側もこれを問題視し、ポリシーを更新しイスラム国関連の動画は視聴不可となった。


一時的な機能制限編集

2020年6月、一時的にLiveLeakに投稿された一部の動画へのアクセスができなくなった。代わりに他サイト(DailymotionやYouTubeなど)からの引用記事のみアクセスが可能とされた。

その後同月14日、LiveLeakに投稿された一部の動画にアクセスが可能となったが、ログインが必須になった。また、複数の暴力的な動画が削除され視聴不可となった


閉鎖編集

2021年5月、閉鎖されサービス終了となった。

現在はitem Fixという別のサイトとなっている。


  • ここ数年で世界は大きく変化し、ネットの世界もそれに伴って変化した。人間も変化するのだ。 【Hayden Hewitt(Live Leak創設者)】

基本機能と余談編集

・ログインが必要な動画があるが、基本的に18禁指定されておりYouTubeと同様である。ただし、ログインしていても確認画面を通らなければならない。

・MustSeeというオススメ動画を紹介するスペースがある。

・高評価・低評価のボタンが存在するが、どれだけ再生されていても評価数はかなり少ない。

・現在はネタ動画やニュース動画、アクシデント動画が大半を占めるが、たまにガチのカーチェイスやガチの交通事故わけのわからない電波動画なども存在する。また、かつて教祖様の合作MADが転載されていたという話も存在する。

・ロシアの殺人鬼「アナトリー・スリフコ」が撮影したスナッフフィルムや、検索してはいけない言葉として有名な「椅子に座り続ける男」などはこのサイトで視聴できたが、前述のとおり暴力的な動画として削除され視聴不可能となった。(椅子に座り続ける男については現時点で他サイトに存在が確認されていないため現在はどのような方法を用いても視聴不可能と推測される。)


関連タグ編集

検索してはいけない言葉


関連リンク編集

LiveLeak

公式Twitter(@LiveLeak)

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