「久々に命令に従う気になりました、マスター」
解説
ガーディアンテイルズ、シーズン2から登場するアンドロイド。
ヘブンホールドに現存する唯一にして最強の戦闘用アンドロイドだが、その人格は他の機体たちに輪をかけて怠惰なサボり屋。
日本版では「マークダブルナイン」と読む。「マークナインティナイン」ではないので注意。
モチーフ武器は「オメガブラスター」。
プロフィール
海外名 | 同一 |
---|---|
全高 | 184㎝ |
体重 | 113㎏ |
種族 | ロボット |
使用武器 | ライフル |
イラスト | Lard |
CV | 石川由依 |
戦闘型アンドロイド
戦闘型アンドロイドは、浮遊城を防衛する英雄たちを火力支援するために製造されたユニットである。彼女たちは残エネルギーを一気に消費することで、敵に対して強力な砲撃を行うことが可能。
また、飛行機能を搭載しているが、遠隔チャージ支援機能が存在する浮遊城以外では飛行は最小限とし、エネルギー消費を節約する必要がある。本体に搭載されているチャージ機能では消費をまかなえないからだ。
なお、戦闘型アンドロイドの行動制限は、突発的な事態への対応のため最低限となっており、労働型アンドロイドに比べて能動的な自己判断による行動ができる。
Mk.2事件
かつて、浮遊城で使用されていた戦闘型アンドロイドであるMk.2が堕落し、浮遊城の脅威となる事件が発生した。その結果、アンドロイド協会は該当機種の生産中止と全個体の一括廃棄を決定した。
当時、最終製造個体だったMk.99は、いわゆる「B級品」だったため廃棄をまぬがれた。そして今、英雄たちだけでは浮遊城を守り切れないというアンドロイド協会の判断で、長い眠りから目覚めたのである。
Mk.99は、過去に浮遊城を防衛していた機体に比べるとスペック的には及ばないが、現在は唯一残った戦闘型アンドロイドとなったのである。
アンドロイド3原則の制定
アンドロイド協会はMk.99の起動にあたり、「Mk.2事件」の再発防止策を講じた。それは以下のアンドロイド3原則を浮遊城の全ユニットにプログラムすることである。
- 第1原則
アンドロイドはいかなる時も浮遊城の危機を見過ごさず浮遊城を守る義務がある。
- 第2原則
第1原則に反しない限りアンドロイドが気に入らない命令は無視しても良い。
- 第3原則
第1原則と第2原則に反しない限りアンドロイドはチャンピオンソードのマスターを守る必要がある。
アンドロイド協会は第2原則によりアンドロイドに個性が生じることを期待していた。しかし…なぜか全アンドロイドが「怠け者でサボりたがり」の性格になってしまった。中でも、眠りから目覚める条件が「浮遊城危機対応プロトコルLv.9」の発動だったMk.99は、浮遊城で最も楽な仕事の担当ユニットとして有名だったと言われている。