概要
スペルテリア・エアファクトリー(通称SPT社)とは、有脚戦闘機などの戦闘機を扱う航空メーカーである。
創業されてから10年程度しか経っておらず、歴史は他社に比べると浅い。
六菱重工業株式会社の有脚戦闘機開発部門のひとつが、六菱内に存在した派閥に村八分の扱いを受け、不満を持った部門がまるまる辞職して立ち上げたという経緯がある。
当社が設計・開発する有脚戦闘機は他社製に比べると両極端な性能や、普通はやらない発想などを元に造られており、彼ら自身も『変態企業』を自称する変人の集まりとされる。
そのためか有脚機というややニッチなものを扱っているのもあり、今のところ国際同盟以外への販売実績はない。
しかし現在は有脚機市場において一定の足場を確保したためか、有脚戦闘機以外の航空兵器も造ろうかと考えているらしい。
唯一ハッキリ苦手としているのは銃火器の開発で、バーテックス・インダストリアル(VI社)との技術提携の開始のきっかけとなっている。
本社
現状では支社はなく、シルトガルドのある大陸の下にある島の『瀛洲(エイシュウ)』国に存在する本社のみ。
地上の建物は地下シェルターに収容可能という謎機能があり、工場などの生産施設なども地下施設に存在する。同時に航空メーカーであるだけに広大な滑走路も備えている。
世界情勢が芳しくないため、小規模ながらも自社防衛部隊を独自に編成している。
地上部隊の構成はアカツキ重工製のエイブラムスが多く、提携後はVI社の兵器も存在する。航空部隊の編成は不明。
他社との関係
六菱重工の系列会社という扱いであるが、『F-2騒動』で自分達を追い出そうとした派閥が総辞職に追い込まれるまで微妙な関係であったらしい。
有脚戦闘機開発においても他社との提携を積極的に行う傾向にあり、ノースランド社のSJ39開発計画においては内装を担当している。
技術取得に貪欲な面があるためか銀河帝国の技術を取り入れる事にも積極的で、X/MF03開発計画においてはプロジェクトの中心となってi3Lファイターの開発を行っている。
VI社とは前述の通り技術提携を行っており、何かしらのやりとりを度々行っているようである。
有脚戦闘機を開発しているシルトガルド支社とは、変人繋がりで対抗心を持っているが関係は悪くないようである。
ただし、今まで有脚戦闘機ひと筋だったのもあり、技術力の面では今一歩及ばない事が多い。
偶然かアカツキ重工製の兵器を自社で使う傾向にあり、長距離輸送には同社のカルゴ級を使用している。