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StarCraft

すたーくらふと

アメリカのブリザード・エンターテイメントが開発・販売してるリアルタイムストラテジーゲーム。
目次 [非表示]

概要編集

Blizzardが製作したRTSゲーム。

ネット対戦で人気に火が点き、姉妹作であるWarcraftと共に世界的なヒット作となった。

3種族の宇宙戦争がテーマとなっているゲームであり、資源や開発などただユニットを生産するだけのRTSと違い、戦略性がある面から人気が高い。

ただ日本では広まらず、そのせいかタグは「スタークラフト」よりも「StarCraft」の方が倍以上多い。

発売からほど近い1998年(旧吹替)とリマスター版リリースの2017年(新吹替)に日本語化が行われている。しかし、前者はユーザーから誤訳の多さや当時すでに出ていたBrood War(拡張パック)非対応なうえ、英語版のパッチを当てられないといった不満が続出した。結果として日本におけるネットゲームの間口を狭めてしまった一因といわれている。(なお、後者では大体が解消されているのでご安心を)


シングル編集

シングルモードでは地球から遥か遠くの星系に移住した人間の末裔のテラン、超古代文明によって作り出された生物ザーグ、超科学を有し宗教によって結びついたプロトスたち3つの陣営が互いの存亡を掛けて戦うスペースオペラの様な壮大なストーリーを体験できる。


シングルキャンペーンの登場人物編集

太字続編にも登場。

テラン編集

ジム・レイナー(Jim Raynor)

主人公の一人、フルネームはジェームズ・レイナー。

もともとはマー・サラ(植民惑星のひとつ)のコロニーを担当していた保安官。

自分が担当していた惑星を取り巻く不穏な動きをきっかけとして行政官(テラン篇におけるプレイヤー)と共に武装組織「サンズ・オブ・コーホル」へ参加し、革命に身を投じることになる。

後に、ある理由で組織を離れるがその中でタサダーと出会い、フェニックスやゼラトゥールといったプロトス達と友情を結んでいく。

シングルキャンペーンのゲーム中ではヴァルチャー(ホバーバイク)またはマリーン(歩兵)の特殊ユニットとして使用できるほか、バトルクルーザー「ハイペリオン」(戦艦)のキャプテンとしても使用可能。

旧吹替でのカタカナ表記はジム・ライナー


サラ・ケリガン(Sarah Kerrigan)

主人公の一人

サンズ・オブ・コーホルに所属している超能力者の特殊兵士。(階級は中尉)

リーダーであるアークトゥラスの右腕として腕を振るっていたが、とある作戦で行方不明となる。

後に変わり果てた姿でザーグの一員となる。

シングルキャンペーンのゲーム中ではゴースト(特殊工作員)の特殊ユニットとして使用できる。

実はテランで唯一新旧吹替でカタカナ表記が変わらなかった人物。(BroodWarから登場する人物達は除く)


アークトゥラス・メンスク(Arcturus Mengsk)

武装組織「サンズ・オブ・コーホル」のリーダー

レイナーのコロニーがザーグによる危機にさらされたところに助力を申し出た。

以降は各地の反乱軍をサポートする等で勢力を広げていく。

連邦を変えるという意識は高いが、ストーリーが進むにつれ右腕であるはずのケリガンさえ切り捨てる冷酷さを見せ始める。

ゲーム中ではユニットとして使えない完全なNPC。

旧吹替での表記はアルクトゥルス・メンスク


エドムンド・デューク

連邦軍アルファ部隊の将軍で戦艦「ノーラッドⅡ」の艦長。後にアークトゥラスの誘いに応じて指揮する部隊ごとサンズ・オブ・コーホルに加わる。

序盤は命令を出してくるだけだが、実は意外と前線に出るタイプ。

ゲーム中ではバトルクルーザー「ノーラッドⅢ」やシージェタンク(戦車)でフィールドに出てくるが、プレイヤーが使用できるのは前者のみ。

旧吹替の表記はエドモンド・デューク


ジェラード・ドゥガール

Brood Warから登場

UED(地球連合)のテラン・ドミニオン(メンスクが立ち上げた政権)制圧部隊司令。(階級は大将)


アレクシ・ストゥコフ(Alexei Stukov)

Brood Warから登場

ドゥガール大将の戦術補佐官で友人。(階級は中将)

有能な指揮官であり、ドゥガールからも多大な信頼を寄せられている。

メンスクとレイナーを追ってアイアーに追い詰めた後、突如として大部隊を率いて引き返してしまう。


サミール・デュラン

Brood Warから登場

反ドミニオンレジスタンスに所属する謎の男。(階級は中尉)

惑星ブラクシスに到着したばかりの進攻部隊に対し全面的な協力を申し出る。

現地に詳しい兵士として拠点や重要兵器等の情報を流してくれるが……


ザーグ編集

オーバーマインド

ザーグをまとめ上げている存在。

当初は対立しているプロトスに対し優位に立っていたが、自分にダメージを通せるダーク・テンプラーという味方を得たプロトスの反撃により戦況をひっくり返される。


セレブレート

オーバーマインドの意思を下級ユニットへ中継する存在。

ダゴス、ザーズといった個体名を持つものが複数存在する。

こちらもダーク・テンプラーでないと倒せないとのこと。

ザーグ篇におけるプレイヤーの立ち位置でもある。


刃の女王(Queen Of Blade)

オーバーマインドによってザーグに転生したケリガン。

もともと持っていた超能力は転生によってテラン時代を大幅に超えた。

後に、オーバーマインドに代わって女王としてザーグをまとめ上げる。

ゲーム中でもユニットとして使用できる機会が数回ある。(ユニットの種別としてはインフェステッド・テランの一種)


プロトス編集

タサダー(Tassadar)

主要人物の一人

プロトスの中でも高い地位にあるテンプラー(司祭)。

もともとはテランのコロニーもろともザーグをせん滅する任務を与えられていたが、レイナーやゼラトゥールと出会いをきっかけに所属しているコンクラーベと距離を置くようになる。

レイナーの部隊と共同で挑んだザーグとの決戦でオーバーマインドを道連れに戦死する。

ゲーム中ではハイ・テンプラーやキャリア「ガントリソー」の特殊ユニットとして使用できる。

旧吹替で誤訳をもろに食らってしまった一人。(その時の表記はタッサダール)


フェニックス(Fenix)

タサダーの友人の戦士

居住区のひとつを守っていたが、一度戦死してしまう。

後に仲間の尽力で復活し、タサダーの勢力に加わる。

オーバーマインド討伐後はレイナーと行動を共にする。

かなりの長命で少なくとも400年近く生きていると推測できる。(レイナーとの会話より)

ゲーム中ではゼロット(歩兵)、復活後はドラグーン(サイボーグ的なユニット)の特殊ユニットとして使用できる。


アルダリス

エグゼキュター(プレイヤー)のジュディケイター(補佐役)としてコンクラーベより派遣されてきた。

戒律にこだわる部分があり、かつての追放者であるダーク・テンプラー達の助太刀をなかなか受け入れなかった。

最終的に協力を受け入れ、ゼラトゥールとともに惑星シャクラス(ダーク・テンプラーの本拠地)へ避難するも全面的な信頼はしていない。

そのためか、ダーク・テンプラーの大母ラシャガルに起きた重大な異変にいち早く気付く。


ゼラトゥール(Zeratul)

主要人物の一人

かつて、闇の力を使うという理由で惑星アイアー(プロトスの故郷)から異教者として追放された一族(ダーク・テンプラー)の末裔。

様々な星系を旅してきており、その中で宇宙を取り巻く危機を感じ取った。

旅の途上でタサダーと出会い、同志となった。

タサダー戦死後は後を継いでプロトス統一と宇宙の平和のために動く。

ゲーム中ではダーク・テンプラーの特殊ユニット。

タサダー同様、誤訳の被害にあってしまった。(旧吹替の表記はゼラタル)


アルタニス(Artanis)

Brood Warから登場する主要人物。

若き新任の戦士で、フェニックスやレイナーとも良好な関係にある。

ゼラトゥールとともに多くの戦線を転戦し、経験を積んでいく。

後にゼラトゥールにはタサダーに匹敵すると評され、決戦において大役を任されるまでに成長する。

ゲーム中ではスカウト(戦闘機)の特殊ユニットとして使用できる。


ラシャガル

Brood Warから登場

影の民ダーク・テンプラーの大母で一族がアイアーにいた頃を知る数少ない人物。

かつてコンクラーベに追放された遺恨を残しつつも、本拠地シャクラスへ逃れてきたアイアーの民たちを分け隔てなく受け入れる技量の持ち主。

ゼラトゥールからも絶対の忠誠を誓われていたのだが、徐々に不可解な行動を見せ始める。


マルチプレイ編集

マルチプレイは1の発売より10年以上たった今でも未だに世界中で多くの人間がBattle.netを介して対戦を行っており韓国ではeSportsの種目の一部で有るほど人気が高い。

StarCraftⅡも発売以降高い人気を博しているが、Ⅰの人気が落ちることはないだろう。

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