六波羅単代

※初めましての方は第1話の注意書きを読んでから自己責任でお願いしますm(_ _)m

お久しぶりになります。 もともと書いてた『ここが、俺の居場所。誰にも渡さねぇ』は完結してますが、番外編で書いたif√をそのまま使って続きを書こうかなと思っております。 また見て下さる方がいましたら、よろしくお願い致します。 このシリーズの中で救済しているキャラもいるため、原作とは大きく構造していることが多々見られると思いますがご了承下さい。 『えっ、無理なんですけど』、『解釈違いですわ』など不快に思われましたら、早々に回れ右、ダッシュでお願いします。 他に、このシリーズの小説に追加・修正・整理などを適宜おこなっていきます。 また、番外編としてシリーズでまとめていたものは１度解体し、『東京卍リベンジャーズ短編集』としてこのシリーズの番外編や普通の短編などをまとめていこうと思ってます。 ※自分の妄想を書いています。 二次創作であるため、構造していること多々あります。 誹謗中傷しないでいただきますよう、よろしくお願い致します。 《オマケ/読了後参照》 「まさか、君に呼び出されるとは思ってなかったよぉ。……イザナくん。」 「ふん。」 お互い退院してしばらく経ったある日 急に日付と時間と場所だけの内容のメールが届いた。送り主は黒川イザナで、驚きと疑問だらけであったが、ひとまず送られた内容通りに指定された場所に来た。 冬の寒い潮風が吹くこの場所で、しばらく2人並んで海を眺めていた。沈黙が別に苦ではなかった。イザナと最後に会ったのは俺がイザナたちの病室に行った時。少しだけ久しぶりに見た彼を懐かしいと感じる。どれくらい経ったか、先に口を開いたのはイザナだった。 「俺は……落としてきたモノを拾いに行く。」 落としてきたモノ。 それが何を示すのか…… 物なのか、思い出なのか、今までの足跡なのか。他のことかもしれない。知っているのはイザナだけ。だけど、それを深く追及しようとは思わなかった。 「しばらく、日本を離れる。あいつらは……置いていく。」 「そっか。気をつけてね。」 視線は海に向けたままお互いに話し、また静寂が戻ってくる。鼻先が赤くなり、ｶﾗﾝとイザナの耳飾りが音をたてる。 スッとイザナは立ち上がり歩きだそうとする背中に今度は俺から声をかける。 「イザナ、何で俺に教えてくれたのぉ？」 純粋な疑問をぶつけた。俺とイザナの関係はただの抗争相手のはずだから。 イザナはくるりと半身だけ振り返った。 「お前は俺の下僕だろ。」 さっきと変わらない声色だったけど、少しだけ目尻が下がっていた。それだけで、これからイザナがやろうとしていることは前向きなことだと思った。落としモノ見つかるといいねぇ。 「あはっ、俺はイザナの下僕じゃないよ。 ……イザナ、またね。」 「ふっ、またな。」

投稿遅れてごめんなさい！！！🙇‍♀️🙇‍♀️🙇‍♀️ ※初めましての方は一話の注意書きを読んでから自己責任でお願いしますm(_ _)m