アルカナフォースXXI-THEWORLD
あるかなふぉーすとぅえんてぃーわんざわーるど
概要
OCG第5期第8弾『LIGHT OF DESTRUCTION』で登場した光属性・天使族の最上級効果モンスター。
名前の由来はタロットにおける大アルカナの21番目のカードから。正位置だと「完全」「成就」、逆位置だと「未完成」「終わり」を暗示している。
アニメ『遊戯王GX』第2期のラスボス・斎王琢磨が使用するカテゴリー・アルカナフォースに属するモンスターカードであり、切り札(ただし、奥の手もあるが)。
全く天使には見えない機械のような外見で、天国ではなく宇宙空間のような場所に居る。背景には4分割された地球らしき星が描かれている。
カード説明
他のアルカナフォースと同じくコイントスで発動する効果を持つ。裏の場合は相手の有利になる効果であり、完全にハズレ。
表の効果は自分モンスター2体をコストに相手ターンを吹っ飛ばして再び自分のターンになるという、恐ろしすぎる効果である。
自分のターンがもう1回ということは、単純に考えても「カードを1枚ドローする」「もう1度通常召喚を行える」「セットされた罠カードを発動できる」「自分フィールド上のモンスターはもう1度攻撃できる」「1ターンに1度のみの効果をもう1度使える」等の莫大なアドバンテージを得られることになる。その間相手は何もできず、精々前に伏せておいたカードを発動するくらいしかやることは残されておらず、まさにやりたい放題である。THE WORLD自身も3000越えの攻撃力を持ち、ほとんどのモンスターを破壊できる。単純計算だとスキップ効果を3回発動してTHE WORLD1体のみでダイレクトアタックすれば勝利出来る。
効果を発動するためにはまずコイントスで表を出す必要がある。普通にやると完全に運任せになり、それだとあまりにも不安定である。斎王みたいに運命力に絶対の自信がある人ならまだしも、基本は魔法・罠カードでサポートする必要がある。
THE WORLDは召喚に生贄を2体必要としているうえに効果を使うためには更に生贄が2体も必要としており、メチャクチャ重い。召喚制限は無く、墓地からの蘇生でも効果は使える。天使族はリクルートに優れており、最上級モンスターの特殊召喚するカードも多いため、あらゆる手を使ってコストとなるモンスターを揃えよう。
ちなみに効果発動のコストはリリース扱いされない。また、トークンを代用することは不可能。コストにはTHE WORLD自身を指定してもよい。
その他
知るがいい・・・「世界」の真の能力は・・・まさに!「世界を支配する」能力だということを!
タロットが由来・名前が同じ・使用者の中の人が同じという共通点から、悪のカリスマ・DIOとそのスタンド・ザ・ワールドとよくコラボされる。THE WORLDの効果がまるで時を止めているようであるため、DIOのスタンド能力と同じように捉えられている。
テキスト
効果モンスター:
星8/光属性/天使族/攻3100/守3100
このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、コイントスを1回行い、その裏表によって以下の効果を得る。
●表:自分のエンドフェイズ時に自分フィールド上のモンスター2体を墓地へ送って発動できる。
次の相手ターンをスキップする。
●裏:相手のドローフェイズ毎に、相手の墓地の一番上のカードを相手の手札に加える。