概要
「チームレイドワイルド」のリーダーである初瀬亮二が変身するアーマードライダー。
スーツカラーは名前の通り黒で、鎧武ら和風ライダーと同じデザイン。ただし鎧武や斬月にもある羽根飾りや模様がない。また、眼の部分は鎧武の様に境目も無い完全なゴーグルアイである。
変身時の音楽は鎧武と同じ法螺貝の音+「ソイヤッ!!」。
スピードに特化しており、他のライダーに比べアーマーが少ない(スピードだけなら鎧武イチゴアームズに次ぐ)。
素早い動きで敵を翻弄する戦法が得意だが、初瀬の経験不足やランクの低いロックシードの宿命ゆえか、ややパワー不足気味。
グリドンと行動を共にしており、インベスゲームでもコンビを組んで(と言うよりもこき使って)戦う。
グリドンとは互いの弱点(グリドンはパワーと防御力はあるが鈍重、黒影はスピードはあるが防御力がなくパワー不足)を補い合えるベストな組み合わせなのだが、劇中ではイマイチお互いの利点を発揮できていない。
第5話で初登場。続く第6話で自ら名前を名乗りを上げ、連合を組んだ筈のバロンをあっさりと裏切り、一度は勝つが鎧武と龍玄のコンビに敗北、更にブラーボと戦うも手玉に取られるなどいいところはない。
第7話ではグリドンとタッグを組んでブラーボと戦おうとしていたが、グリドンが早々に離脱したために一方的に倒されるなど、不憫さが際立っている。
さらに11話では斬月に倒されて、戦極ドライバーを破損してしまい、変身できなくなってしまった。
それと入れ替わるかのように、ドライバーの量産化に成功したユグドラシル・コーポレーションの特殊部隊員たちが変身するようになり、この姿で活動を行っている。
変身ポーズ
左手に持ったロックシードを前に突き出し「変身」の掛け声と共に起動。
右上、左上の順に腕を振りドライバーに装着、カッティングブレードをおろす。
形態
マツボックリアームズ
「一撃! インザシャドウ!!」
アーマーの色はスートブラウン(こげ茶色)で複眼の色は淡い黄色。
武器は「影松」と言う名の槍。
なお、松ぼっくりはアーマードライダーが用いるものの中では現在最もランクの低いロックシードである。
用いているロックシードのグレードが低い分他のロックシードに比べ低価格な為、敗北時のペナルティでマツボックリロックシードを没収されても新たに同じロックシードを購入できるという利点がある。ただし、ロックシード自体が元々安価な代物ではないため、シドに足元を見られることでマツボックリアームズしか購入できない自体にも陥り、その点については初瀬自身も不満を抱いていた。なお、ロックビークルがあれば自由に入手可能になるためその問題は解消され、彼もロックビークルの1つであるサクラハリケーンを入手していたが、彼がその恩恵を受けることはついになかった。
必殺技
(名称不明1)
「マツボックリスカッシュ」で発動。高く飛び上がり空中から影松で貫く。
(名称不明2)
「マツボックリオーレ」で発動。劇中未使用
(名称不明3)
「マツボックリスパーキング」で発動。空中からドリルのように高速回転して相手に突撃する。
関連タグ
黒影トルーパー 仮面ライダー鎧武 仮面ライダーガイム 初瀬亮二 戦極ドライバー ロックシード 松ぼっくり アーマードライダー