「理由があるなら見せてくれ! 君の思いを!その覚悟を!」
CV:本郷奏多
人物像
イギリスを代表するガンプラファイター、ジョン・エアーズ・マッケンジーの孫。21歳。
フルネームはジュリアン・エアーズ・マッケンジー。
かつて二代目メイジン・カワグチの開いた「ガンプラ塾」第一期生の筆頭。後輩であるタツヤやアランと共にガンプラ制作を学んでいた過去をもつ。
天才的とも言われたその実力は塾生達の中でも抜きん出ており、当時は誰もが三代目メイジンを襲名するのは彼であると疑わなかった。
しかし、仲間さえも敵視し、勝利を至上とする二代目の思想をどうしても受け入れられず、3年前に離門。ガンプラからも長らく遠ざかっていた。
大会期間中に急病を患った(フリをした)祖父に強く請われ、彼の代理として第7回ガンプラ選手権世界大会の準決勝に出場、ガンプラバトルの表舞台に突如復帰したことで各方面に衝撃をもたらす。
試合の直前にラルさんから、対戦相手のメイジン・カワグチが三代目を襲名したタツヤであることを聞かされ、ガンプラを愛する後輩の真意を掴めないままバトルに臨み、三年のブランクを全く感じさせない操縦技術を見せつける。
壮絶な背後の取り合いの末に競り負けるが、あらゆる攻撃を敢えて受け止めるタツヤの戦い方に「メイジン」の名を背負う彼の覚悟を知り、ジュリアンは安堵の表情を浮かべる。同時にガンプラとバトルへの情熱を取り戻し、メイジンとなったタツヤと再戦を誓った。
戦績
使用ガンプラはHGUCガンダムF91の改造機「ガンダムF91イマジン」。
ファイターとして圧倒的な実力を持ち、タツヤは塾生時代にジュリアンと七回バトルしたが一度も勝てなかったという。「三代目に最も近い男」と目されていたその実力は3年間のブランクをものともせず、マオのガンダムX魔王に圧勝できるほどである。
準決勝ではその力を遺憾なく発揮し、質量を持った残像を始めとするF91イマジンの全てを駆使して優位に立つが、タツヤのガンダムアメイジングエクシアのトランザムとの激闘の末に敗北した。
余談
ジュリアンを演じる本郷奏多はドラマや舞台を中心に活躍する俳優であり、かつてはアニメBTOOOM!で主役声優を務めたこともあった。
また本郷自身も大のガンダム好きであり、放送日の日記の写真には彼が制作したガンプラの数々、さらにはスクラッチビルドを含むオリジナルカスタマイズを施したF91など、かなりレベルの高いモデラーっぷりを発揮し、一部で話題となった。