瑞鳳改
ずいほうかい
「小沢艦隊の本当の力、見せてやりましょ!」
解説
モチーフとなった旧日本海軍の空母「瑞鳳」最期の戦いとなったエンガノ岬沖海戦時の迷彩塗装を意識して衣装が緑色になり、もんぺの裾には着艦識別文字の「づほ」の文字が入る。
なお、同じ海戦に参加した空母娘瑞鶴や千歳型の二人、艦娘としてはややわかりづらいが龍鳳にも同様の迷彩形態がある。
ちなみにこの迷彩は海上での視認性低下を狙ったものではなく、幾何学模様の中に砲のような柄を入れることで偵察機による艦種の特定をしづらくする、速度や方向、距離感を掴ませない、などの効果を狙ったもの(一種のダズル迷彩)である。
天候が刻々と変化する海上において常に有効な迷彩など不可能である、との考え方によるものであるが、そもそも空母の甲板に洋上での視認性低下を狙った迷彩など施そうものなら、一番困るのは着艦しようとする友軍の艦載機なので、妥当なものではある。
なお舷側には迷彩は施されておらず、艦娘としての着物の色と同じ緑に塗装されていた。
当然、水上艦への迷彩効果は望めないのだが、当時は水上艦よりも航空機のほうが圧倒的に脅威と見なされていた、ということなのであろう。
性能
改造前に比べて第二スロットと第三スロットの艦載機の搭載数が拡張(第二:9→12/第三:3→12)され、第四スロット(搭載:6)も解放される為、第一スロットの18機分が丸々追加され、正規空母並みの艦載機運用が可能となった。
また、もともと高かった運のパラメータも30から40に更に上がり、より攻撃のクリティカル率、被弾時の被クリティカル率に補正がかかるようになった。
ここまで上がると、艦載機の搭載の仕方次第では戦艦に大打撃を与えられるのはもちろんの事、対潜攻撃においてもeliteレベル以上の潜水艦にも痛烈なダメージを通せるようになる。
第四スロットが他に比べて艦載数が少ない為、艦上偵察機(彩雲/二式艦上偵察機)や副砲の搭載箇所に悩まなくても良いのも利点。
ただし、相変わらず耐久性(耐久値/装甲値)は心もとないので、無茶は禁物。