珪素生物

けいそせいぶつ

周期３、14族、原子番号14の珪素で構成される生物の事。現実に存在可能だと理論的に推測される生物。

概要

珪素生物とは、その名の通りケイ素（シリコン）で構成された架空生物。

現実に存在する我々のような生物（炭素生物）とは異質な存在として、しばしばSFなどに登場する。

例

デカンダー@漫画版サンダーマスク

レギオン@ガメラ

アザゼル@ARMS

エウロパ人@ジーンダイバー

フェストゥム@蒼穹のファフナー

創造主@マブラヴオルタネイティヴ

ゾウノアシ@ピクミン

ネメシス@メタルブラック

バーサーカー(メクハイブ)@サイバーナイト

カミオ星人@マップス

根拠

・同族の炭素と同じ原子価が4で多数の結合をする

・二酸化ケイ素の様な無機的な物質だけでなく、シリコンゴムの様な有機的物質にもなりえる

ただ、現実的には地球の環境的に生物になるには原子の状態が不安定なため、地球上には存在しえないと言われる。(=必然的に地球外生命となる)

ちなみに、ケイ素生物がどうしてガメラのレギオンのように地球の生物をただただ殺す事が多いかというと、構成元素が異なるために「捕食しても栄養素にならない」から、生物的に共存繁栄が望めないためと思われる。要するに、ケイ素生物にとって地球生命体のような炭素生物は役に立たない邪魔者なのである。

関連イラスト

タグとしては、弐瓶勉の漫画「BLAME!」およびその関連作品に登場する同種族のイラストに付けられている場合が多い。