ネジキ『ワーオ! ぶんせきどーり!』
概要
バトルフロンティアに代表される「廃人向けバトル施設」に挑むと、稀によく理不尽な補正がNPCにかかることがある。
第三世代「ルビー・サファイア」の「バトルタワー」にて存在が初めて確認され、以降廃人向け施設が出る度に名を変えトレーナーを悩ませてきた(「タワークオリティ」「サブウェイクオリティ」)。
NPC側に主人公補正がかかっている状況といえば分かりやすい。
とにかく理不尽。あと一歩というところでこれに泣かされる人も多く、ある意味対人戦以外でのポケモンにおける最大の敵ともいえる。
代表例
- 相手に「かげぶんしん」を一回使われただけで攻撃が全く当たらなくなる
- 命中率が100を切る技が連続で外れる。100でも外れる(ひかりのこな)
- 状態異常にかかるとまともに動けなくなる(こんらん→連続で自分を攻撃、まひ→連続でしびれて動けないなど)
- 逆に相手が状態異常になっても影響が出ない(こんらん→自分を攻撃せずに回復、こおり→その場ですぐに溶けるなど)
- 本来なら一発耐えられるはずの攻撃を食らう→きゅうしょにあたった!
- 相手が出した技の追加効果が当たり前のごとく発動
- 相手の特性による追加効果(「ほうし」「だっぴ」など)も当たり前のごとく発動
- 相手の一撃必殺や命中率の低い技(「きあいだま」「でんじほう」など)が連続で当たる
- 相手の「せんせいのツメ」の効果が連続で発動。上と組み合わさると更に悲惨
- 相手の「きあいのハチマキ」の効果が連続で発動
- 相手の技が明らかに自分のポケモン達にとって不利な構成になっている
- 初手や正念場で厨ポケや弱点ポケなど明らかに不利なポケモンを出される
例
「相手はブラッキー…よし!相性不利だからここはバシャーモに交代だ!」
あいてのブラッキーのあやしいひかり!バシャーモはこんらんした!
わけもわからずじぶんをこうげきした!
わけもわからずじぶんをこうげきした!
わけもわからずじぶんをこうげきした!
「え?え?」
バシャーモのこんらんがとけた!バシャーモのとびひざげり!
「よし!!」
バシャーモのこうげきははずれた!バシャーモはいきおいあまってじめんにぶつかった!
バシャーモはたおれた!
「なん…だと…!?」
このように、相性が不利だからといって安易な考えで交代をすると逆に痛い目に遭うかもれない。
切り抜けるには
これらフロンティアクォリティに立ち向かう場合は、以下の準備をしておこう。
- 必中・命中率100の技を中心に搭載する(例:ほのおタイプの技なら「だいもんじ」を「かえんほうしゃ」に取り替える)
- 相手の攻撃は全て当たるもの、追加効果は発動するものと考える(例:一撃必殺対策に「きあいのタスキ」、状態異常対策に「ラムのみ」)
- パーティのバランスを整えて弱点を偏らせないようにする
- もし起こっても慌てない、負けても泣かない。ネバーギブアップ!
また、できれば相手の手を読み間違えたりしてペースを崩されないよう心がけたい。
ただし、上記の対策を無理矢理行えば火力不足に陥って相手を倒せなかったり、自由に持ち物を持たせられないなどの事態が発生してくる。
番外編
乱数による無慈悲な悪戯は戦闘だけではない。実は極稀にNPCが色違いのポケモンを繰り出してくる事がある。
当然人のポケモン扱いなので捕まえることは不可能、プレイヤーは倒すしかない。
戦闘そのものには影響しないものの、1/8192の確率を相手に使われたも同然。
特にその時点で色違いを一匹もゲットしてないプレイヤーにとっては「俺がまだ野生で会ってないのにどうしてお前が出してくるんだよコノヤロウ!」とキレたくなること必至。
フロンティアクオリティが奪うものは連勝記録だけでない、色違いすら奪ってしまうのである…