概要
1979年から1984年まで3部にわたり制作・放映された、刑事達の戦いを描いたアクションドラマ(テレビ朝日系)。
とにかくこの作品は爆発、カーチェイス、銃撃に尽きるといって過言ではない。
火薬使用量(5年間で約4.8tとされる)と撮影で破壊された車両・建造物は日本のテレビドラマ史上類を見ない数であった。壊した車両の台数、約4,680台(1話平均・20台)。
名古屋ロケでは巨大煙突を、広島ロケでは路面電車を爆破解体した他、福島ロケや高松ロケでは数千万かけて敵アジトを建造した上で爆破するという豪快さであった。
取り調べで容疑者をボコボコに殴りまくるなど、現代の感覚からすると問題の多いシーンも目立ったり(ただし、前身である『大都会』シリーズに比べれば、それでもソフトになっている)、脚本には強引な展開やご都合主義も目立つが、そんなものは爆発の衝撃で全部ぶっ飛んでしまう迫力が満載されており、多くの視聴者を熱狂させた。